いつもはオイルを使っている髪のスタイリング。今朝は髪に塊感が欲しかったので、久々にバームを使いました。今使っているバームはメジャーどころと違って柑橘系の香りではないもの。時間が経つとしてくる酸化臭が無いので、オイルを買う前は気に入って使っていました。
しかし、夕方頃から嗅ぎ慣れない匂いが。少し前に出ていた会議にいた偉い人の加齢臭やら何やらが混ざったものかと最初は思い、「やっぱり治療前より嗅覚が敏感になったよね……」などと感じていましたが、執務室に戻っても退勤しても残っているのです。「そんな強烈だったか？」と思って帰路に自分の周りを嗅いでみると、なんのことは無い、髪から漂うバームの酸化臭でした……。
何故こんなことにと思いましたが、おそらくバームを指で掬ってしまっていたせいでしょう。朝の支度は余裕が無い時が多く、いちいちスパチュラみたいなもので掬って……としていられず、怠惰に流れた私は指を使っていた。使い始めた時こそ平気だったものの、しばらく経ってみたらこの結果。直接指を入れたことで早く悪くなってしまったと思われます。こういうものは面倒でも然るべき道具を使わねば……と痛感しましたね。
ちょうど最近購入した馬油では最初からスパチュラを使用していますが、バーム用にも買ってきましたよ。劣化して匂いが出やすいものを扱う際は、容器に指を挿れない。馬油は事前情報として仕入れていたけれど、バームの方も気を付けないと。良い教訓になりました。
