ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

ジェンクリ #86

本日の定期通院。循環器内科でのホルター心電図の結果を受けて途端に不安になってしまって……と主治医に弱音を吐く所からのスタートになってしまいました。昨夜からずっとぐるぐると考えていることなのですが、自覚が無いのは不整脈だけではなくストレスに関しても同様ではないかと思うのです。常に気を張っているというか、不整脈に慣れてしまっているようにストレッサーに対しての反応も麻痺しているというか。そんなことを話していたら『ストレスだと思わないようにする』と「まさに」なことを主治医に言われ、「そうですそうです!」とヘドバンのように頷く私。

 

色々なことを諦めている私でも、四六時中気にしていることはそこそこあります。職場でいつ髪を切れと言われるだろうか、日々君付けで呼ばれるが仕方ない、実家に引っ越しがバレるのではと心配、バレンタインの時期に「女親から息子に」贈り物があったこと……。主治医の顔がどんどん曇っていくのが見えます。「麻痺しているくらいなら身体……うーん、感覚……として認識できるようにしたいです。どうすれば良いかはまだわからないんですけど」とは一応思っている私。今の状態が麻痺だとしてそれで過ごせているなら良いのかもしれないけれど、「自分でも知らない内にいつか急に決壊するんじゃないかと怖い」気持ちはある。この辺で少し目頭が熱くなりかけたので、喋るのを一旦ストップ。

すると主治医から唐突に運動習慣について尋ねられました。恥ずかしながら歩く以外にやってはいないのですが、ストレス発散になる活動の有無を確認する意図と。運動に限らず旅行や趣味など色々とやってみるのは大事だと勧められ、その通りだなと改めて感じる次第。再来週の血液検査には気を付けつつ、美味しい物でも食べますか。あとは今日のように言語化することも重要だと。こりゃまた難題だ。今ストレッサーになっていることを話せるのって、主治医か勉強会関係者くらいのもの。そうでなければブログに書き出していくくらいか。自己満足で続けておいて今更だけれど、お目汚しにしかならないしなぁ。気が向いたら書きます。

 

こんな話に終始して、珍しく(?)心療内科の診察っぽい感じに。でもストレス発散って根本解決にはならないよなぁと思ってしまう。自身の胸中を明かした経験が少な過ぎるのが災いしているとは言え、それを真剣に聴き入れられたためしが無い。茶化される、"常識"で封殺される、或いは"状況証拠"から苛烈な否定が目に見えている。要は職場と実家にカミングアウトしろってことなんだけど、負け確イベントなんてゲーム以外でごめんですって。あー麻痺でも均衡を保つ方を優先したくなる。それじゃあ社会的な状況も健康状態も改善しないと、頭では認識できるのに。