ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

うーん、きみが わるい!

と言われて、「何でいきなり私がそんなこと言われなきゃいけないの?」と思った、語彙を知らぬ幼き日の思い出。初代ポケモンのゲーム中でアイテムをくれる町の人から聞けるセリフですが、悪夢を見て『気味が悪い』と言っていたんですね。

 

そんな気味が悪い出来事が帰宅後にありました。帰って早々にシャワーを浴びていたら、何やら外からうちのドアを叩く音が。怖っ。シャンプーをしていたので出ることすらできなかったけれど、ノックの主の声だけでも聞こうとしてみました。しかし、声は無く二度目のノック。結局『(私)さーん!』とも言われず仕舞い。

大家さんには先日のトイレの礼も済ませたし、通販で頼んだ物が来るのは明日の同時刻。当然メモ書きなど無いし、不在票も無い。隣人が尋ねるにしても理由が無いし、何かしら訪問したことを残すはず。実家の両親は伯母の見舞いで西の方なので、何かあって住所を突き止めて襲来したとも考えられない。訪問者の正体が分からないって本当に不気味ですよ。

必死に頭を巡らせる私。もしやと思い、通販サイトから配送業者の荷物状況を確認したら、ドンピシャの時間帯に持ち戻りをしていました!不在票も無いのに!そもそも明日指定だし!こんなに堂々と間違われるとは思ってもみませんでした。これだからBtoBメインの業者は……。

 

いやまぁ、業者のポカだという理由はわかったけれど、誰とも名乗らずノックして去って行かれるのは本当に気味が悪いし心臓にも悪い。こういう時、自分が思い至らない所でやらかしてしまったのでは……と何故だかいつも思います。訴えられるとか、大家さんの逆鱗に触れたとか、両親の襲来とか、怨恨から刺しに来たとか。身に覚えがゼロではないなら後ろめたいことは止めろ……とは仰る通りなのですが、必要以上に『君(=私)が悪い!と思われている』と捉えるのはある種認知の歪みが働いているのかもしれない。