ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

受入拒否

昨日の記事で述べた、受入拒否への不安。これは、そもそも医療機関が「こんな"めんどくさい"連中を診て何かあっても責任は取れない」と我が身我が院を守ろうとすることを考えれば当然抱いておかしくない不安であり、実際に拒否される可能性は高いと私は思っています。身体は、手術は、内分泌系はどうなっている?それが各々の既往や現症とどう関連する?それを考えるには、我々は明らかにサンプル数が少なすぎる。私の見込みでは、循環器内科は結局今の通院先に出戻りすることになるかと。交通費と時間は惜しいですけどね。

 

加えて、私個人に起因する懸念材料も。それは、いくら(広義の)トランスだからといって、私の姿がその"説得力"に大きく欠けるという点。男性にしか見られない姿をしておいて"そういう"事情を伝えられたところで、転院先候補の医師も困惑するだけでしょうに。それを思うと最初はクローゼットで転院して、重要な局面になってから自分で伝えるのでも良いかと思ったわけです。相手からしたら「後出しじゃんけん」、それはそう。

トランスジェンダー問題はノンパス問題」と述べたジェンダークリティカル論客がおられましたが、間違いなく現実の*1一面を捉えた言葉ではあるかと。ノンパスとしての弁えは必要でしょうが、健康(要するに生命)に関わる内容については、できることなら飲み込んだり諦めたりしたくはないなと感じる次第。

*1:一面、であり全てではないのだろうと思う。