ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

入職3年

とは言ったものの、年度初日は昨日だし今日も特段変わったことは無かったし、実感は薄いんですよね。まぁ、今まで職を転々としてきてこれからは最長記録を更新していくことになる……という点では、世間様にも僅かながら顔向けはできるのかも知れませんが。でもその記録だっていつまで続くかはわからない。このままずっと更新か、一旦途切れて別の場所で更新か、途切れて塗り替えられることは無いのか。どの可能性も同じくらい強いので、こうなるだろうとの予測も今はできやしません。拾ってくれたことへの恩義は一応あるので留まれるなら留まりたいですが、そんなうまくもいきませんよねきっと。

 

あ、そうそう。今日は弊社で初めて髪を染めている(と思われる)男性職員を見つけました。と言っても新しい人ではなく、同じ執務室内にいる隣の課の中間管理職(推定50代前半)。肌はクレーター・髪は枝毛が目立ち、首から上には無頓着な印象を持っていました。ところが打ち合わせをする機会が急遽できたのでお姿を見ると、髪の所々が明らかに茶色いんですよね。疎らな所を見るに、お洒落というよりは白髪染め。

それでも、それでもですよ!まさか弊社の男性で髪を茶色に染めている人がいるとは!黒・灰色・白・肌色以外の頭の色を見ることができるとは!今日はその驚きで頭がいっぱいになりました。まぁ私も黄色やピンクのワイシャツとか着ている時点で大概な異端なんですがね……。「それなりの地位があれば白髪染めでの茶色の染髪は許可される」と。覚えました。勤続年数の記録を更新してそんな日が来た暁には、私も恐る恐る試してみましょうか。

2021年度開始

さぁ幕が上がりました2021年度。初日ということでいつもの全体朝礼の後にはシャッチョサンの訓示もプラス。今年度の全社目標が挨拶励行なのにはちょっと引いた。なんとまぁ抽象的な……いや学校の生活目標みたいだな。こりゃここから落とし込んで部署の目標を立てる管理職泣かせだわ。

弊社は新卒を採らないので、基本的に職員は欠員補充。うちの部署は初夏以降に産休代替の派遣さんが入るくらいで4月だからと追加は無し。私の容貌について気付かれて説明を求められたり目を付けられたりされる心配をしなくて良いのは助かります。

 

そして既存の方々からの断髪勧奨も無かったので、定期的なカットということで仕事終わりは美容室へ。新年度だからというわけではないけれど、ちょっとしたチャレンジをさせてもらいました。

伸び過ぎて持て余し気味になっていた長さは4〜5cmカット。それはいい。鎖骨辺りに落ち着いて扱い易くなった。前髪ですよ前髪。ぱっつんで真下におろすスタイルを貫いてきましたが、本当はやりたかったスタイルに向けた一歩。*1前髪を伸ばしてゆくゆくはサイドと一体化させるやつ。キュート方面が絶望的に似合わないのでクール方面に寄せるのはずっとやってみたくて。ただパスの観点から控えていたんですよね。完ノンパスなら前髪の有無で大して変わらないのもそうだし、いつ断髪になるかも薄くなるかもわからないならやれることはやっておきたいし。ということで、髪がある内に前髪を育てていくことにしました。

大事な大事な分け目の使い方も教えて頂き感謝。濡れている状態で粗いコームを使ってオールバックにしながら7:3を目安に全体を分ける。分け目はまっすぐではなくつむじのある真ん中に向かうようにする。乾かす時も、分けた前髪を上に引っ張って形を作る。その結果、いつもセンターパートになってしまう前髪がうまく7:3になってくれました。でもそれより驚くべきはトップの形。今までのぺったんこからうって変わって縦にふわっとボリュームが出たんですよ。トップのボリュームって、写真加工アプリで女性らしさを追加させた時に私だと一番変わった所で。いや30cm級の面長が更に縦長になってどうすんだって話ですが、実際に女性的な雰囲気がプラスされたんだからトータルバランスって侮れない。分け目の作り方もそうだけど、それによって生まれるトップのボリュームを大事に日々のセットをしていきたいですね。ショートになっても使えることだと思うし。


f:id:julia88h:20210401205335j:image
それでも写真は後ろから。スマホカメラってとんでもなく縦に伸びるんだもの。薄らハゲの額が余計に広く見えてしまう。後ろも最長がこのくらいで考えておいた方が良さそうだ。前髪を伸ばしていくという選択がどう転ぶかはわからないけれど、今までのワンパターンな髪型から脱却を図れるのは紛れも無い事実。自分が良いと思うスタイルが似合っていれば、それがベストですよね。

*1:ボブですが最近の氷川きよしがそんな感じですよね。

2020年度 末

いよいよ終わりを迎える2020年度。COVID-19に伴う休業や弊社の特徴として3月から既に次年度案件が動いていることもあって、「年度が終わるぞ!」という感覚はかなり薄いです。私の額くらいは薄い。育毛剤を塗り忘れるなよ私。

 

仕事の評価については面談時に回すとして、取り敢えずクビにならず退職勧奨も無く凌げたのは御の字なのかな。金曜日で、現職に入職してからちょうど3年となり4年目のスタート。恥ずかしながら学卒後は職を転々としてきた身につき、丸3年続いたというのは働き始めてからの最長記録なのです。

年数が長いというのは履歴書で職歴を見る側からすれば重視されますが、中身がそれに見合っているかはまた別の話。しがみつくしか無い状態でどこまで"事情"を隠し通せるか。或いは、暴かれて職を追われた時に実家に即強制送還されないような蓄えを持てるか。このどちらかを達成し続けないと、正直厳しいと言って良い。雇用保険生活保護を受給できる可能性も低いので、前者を徹底していきましょう。引っ越しが成功すればそれはそれで多額の出費になる訳だし。幸いにも、伸びて量が増えた髪をうまく隠すコツを発見したので、今の長さをキープし続ける場合もしばらくは大丈夫そう。問題は母方・父方双方の祖母の法要が夏と秋に控えていることですかね……そこで引き剥がされることも織り込んだ上で次年度の行動を練らねばならない。

 

公私共にこれまで以上の課題が立ちはだかる2021年度。楽に死ねないけれども苦しみながら生き続けるのもまた地獄だよなぁと思うと平穏は果たして訪れるのか。

耳鼻咽喉科 Bスポット療法 #8

今年度最後ですがまだまだ続く耳鼻科での治療。体調は大して変動も無いので、気長に見ていかなければならないとはわかっていても、焦りは募るしこの処置には慣れることはあり得ないのでしょうね。

 

前回と大差無い8人待ち。でも、待機中はやたらと眠くて船まで漕ぎ寝落ちしそうになる始末。勿論緊張はしているんだけれど。で、眠気が弱まってきた所で私より前にいた患者さん達がいなくなりいよいよド緊張。やっぱりどうあっても身構えるし力んでしまうよ。

今週の処置は前回より更にきつく、場所が悪かったのか途中でマーライオンするかと思った……しかもヒリヒリ感は強いし頭痛くなるしで、こんなに激しいの始めて……。でも、捲綿子に付着した血はごく少量。『少し良くなってきていますねー』の言葉と共に、改善に向けて希望が繋がったのだなと考えると耐えられます。いや、耐えてみせます。

 

No pain, no gain.

いざ内見

日曜日、行ってきましたよ内見へ。街の不動産屋さん2社で色々じっくりと見て回って2万歩弱。疲れはしましたが先に繋がる時間でした。

 

今回見たのは街の不動産屋さんが直接管理している物件。大手チェーン程の「しっかり」さは無くても、うまくいけば色々と事情を聞いてくれるのは大手に無い利点なのかなと思います。第一希望の所は原則が保証人だけれど、身寄りが無いことを話したら保証会社でも……と首を縦に振ってくれて、第二希望の所は年季の入った付帯設備の交換をして下さるそうで。下手をするとなぁなぁな感じで私の側に不利な条件を持たせられかねない……といのはチェーンでないからと身構え過ぎなだけかしら。先方とのやり取りは電話ではなくメールにしてもらって、記録が残る形にはしてあります。大きな契約なので、電話口での「言った・言わない」は避けたいからね。

 

次の週末にも別の業者さんと内見の予定がありますが、実は第一希望の物件を管理する業者さんが『ここで決めるなら……』と破格の条件を提示してくださっており、心はもうほぼ決まっていたり。先方は保証会社を使い慣れていないので、審査落ちの可能性も考えて現自宅の退去手続きや他社のキャンセルはもう少し待たねばなりませんが、契約したい旨のメール文面だけは作っておこうかなと思っています。

ホルモン注射 45本目

昨日は血液検査の結果返却もありました。今年から?なのでしょうか。検査機関の伝票そのままではなく、前回値を載せた独自用紙になっていました。比較できるから、これだと助かりますよね。

 

肝心の結果ですが、中性脂肪が少し低かったことを除いて異常無しでした。肝機能・腎機能・凝固系等が基準値内に収まっており、Dダイマーが0.5未満なのはやっぱりホッとします。なお、「0.5未満」としか出ないのは検査機関側の仕様のようでちょっと残念。例えば0.2と0.45だったらその後の過ごし方も変わってくる気がするんですけどね。テストステロンはなんとか1未満。エストラジオールも少なめとは言え女性基準値内。これは主治医が仰ったように塗り薬を最後に塗った時間が影響しているので納得できる範囲。

……と、血液検査で異常が無かったからなのか、主治医から希望するなら投与量を増やすこともできると提案されました。これにはびっくり。まさかそんな話が出るなんて。1A→1.5Aに増やしたことで投与直後の体調が大きく変化しているので、今回はお断りしました。当日の眠気はともかく、怠さが強く出て翌日が使い物にならないことが多い現状で増やすのは悪影響かなと思います。摘出できたら量を減らす選択肢もあるだろうし。本当なら日々の血中濃度の推移も見たいけれどそれは無茶な話か。ひとまずこのまま。注射の方は幸いにも痛くなく、肩の重みも少なかったのでバンドの練習も負担無くこなせました。毎回こうならいいのにな。

 

さて今日は内見の日。古くからある街の不動産屋なので、長髪の悪印象をどれだけ和らげることができるかが勝負。

ジェンクリ #47

今年度最後のジェンクリでした。駅前は桜の時期なせいか緊急事態宣言解除のせいか人が多く、さながらBefore COVID-19。さっさといつもの道を歩いて中に入ると、心なしか待合室も人が多かったような気がします。

 

ひとまず主治医には引っ越し計画の進捗を報告。明日からいよいよ内見がはじまり、審査までうまくいけば大型連休に転居の見込みであることを。加えて、仕事でも昨日あったできごとに関して色々と。

久々登場した弊社の"例の保健師さん"。服装がお洒落だと褒めてくださったのはともかく、その時に『ブラウス』という単語が最初に出たことで、「やはり何か気付いているのでは」と考える私。主治医のどこかハッとしたような表情がまだ瞼の裏に残っています。事情を伝えるべきかと思いつつも、年度替わりに加えて引っ越しやら失踪やらで慌ただしくなることを考えると少なくとも大型連休が終わるまでは、向こうから何か言われない限りそれは控えようというのが私の考え。主治医からは同意のお言葉。藪はつつかない、というのが落ち着くまでの方向性です。

 

実際、仮に私が職場にカミングアウトをしても退職に追い込まれなかったとして、すぐに各種扱いを変えてほしいわけではないんですよ。取り敢えずは髪をワイシャツの外に出すことだけ許可してもらえれば、それだけでも御の字だと思っています。首や肩の凝りという健康状態への影響も出ているのでね……。とは言え、髪一つ取っても実現可能性が限りなく低いことはわかっているつもりです私も。首の痛みか馘になるかの二択なら迷わず前者を取ります。主治医が私のこの考えを少なくとも否定はしなかったのも、「自分のことだけ考えてただ診断書で殴るだけ」が悪手であることを示しているのではないでしょうか。

 

とにかく、今は引っ越し計画の成功だけを見て動くのが吉でしょう。ここが変わり失踪を果たせなければ、落ち着いて考えられるはずのことも考えられませんから。