趣味にも男らしいもの、女らしいものをはじめ、○○らしいもの…があると巷では言います。「らしさ」と違うことへの恥を理由に「好き」を封じてしまうのは勿体無いことではないか…そんなことをようやく思えてきました。
自分としては好きなつもりでいたものでも、それを大っぴらにするようになったのは20代も半ばになった頃から。とかく学齢期というものは学校=世界になりがち。20代最後の1週間を迎え、その頃村八分にならない為に隠してきたものの多さを思いつつ主立ったものを挙げていきます。
1.ぬいぐるみ
9歳の誕生日プレゼントでピカチュウのぬいぐるみを貰って以降、虜になりました。
外見のかわいさは勿論、優しい手触りの毛並み、ふわふわもちもちの抱き心地に子供時代の私の荒んだ心は幾度と無く癒されてきました。名前を付けたり、一緒に寝たり、お出かけしたり…今でも現役です。単位は「体」じゃなくて「匹」、ここテストに出ます。ピカチュウだけじゃなく、リラックマとかシナモロールとか色々と。大人がお金を得てしまうと寝床の半分くらいはぬいぐるみで埋まるので注意。
2.トロンボーン
中学時代、持病で満足に運動ができず部活の選択肢に悩んでいた時(種々の刷り込みで部活=運動部と思い込んでいた)、顧問に勧められるがまま入った吹奏楽部。「指を動かす楽器は難しそうだから」と選んだトロンボーンをもう人生の半分以上吹いています。初めて私がそれを趣味として認識でき、また初めて私にできた学校での居場所であったものかも知れない。
中1の冬にプロのコンサートを聴いてからはのめり込み、吹奏楽・オーケストラを中心に色々な所で演奏し多くの仲間(と楽器)を得ました。今ある繋がりの大半は音楽仲間ではないでしょうか。最近はジャズを始めたいお年頃。
3.ライブ
行くのは主に声優さんのライブです。最近は歌の上手い声優さんが増えたこと増えたこと。
10年前の秋にとある方の公演がたまたま当たったのを機に沼に堕ち、関東圏の公演には基本的に参加しています。普段は味わえず自分も表出することの無いパワー・元気・笑い・感動を得られる。音楽という私にとっては日常的にそばにあるものが「究極の非日常」になることが堪らなく楽しいのです。9月頭にも行く予定。
主立ったものはこんな感じ。最近でこそファッションや美容に興味が出てきたものの、その辺はまだまだ勉強中の身。