ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

美容室

に、行ってきました。

家の近所にあって、4月末に初訪問。今日は3回目。

 

ここが生まれて初めての美容室。人見知りで暗い性格故に会話を振られて続かなくて気まずくなったらどうしようとの不安もありましたが、それよりも不安だったのはカットの要望。

身体は男性でありながら女性的なショートの希望を出すことで施術を拒否されたり、されなくても白い目で見られて「もう来ないで」と言われたりしたら…と思い、4月の初予約まで大分時間がかかりました。

幾ら「美容師界隈には理解者や当事者が多い」なんて噂を耳にしても、不安というか不信感は拭えず。異性の髪型をオーダーすることについてブログや掲示板を調べ倒した上で、予約サイトを通して女性美容師さんを指名し且つ事前に文章で要望を伝えるという手段に至りました。

 

緊張しか無い初訪問で恐る恐るオーダーを伝えると、”少なくとも表面上は”嫌な顔一つせずにヘアカタログを見せてくださいました。更にはこれから長期的にどうバランス調整していくか、髪に優しい洗い方や乾かし方等も親切に教えて頂く。

…こんな具合に運良く好印象な美容師さんに巡り会えて、継続して通っている訳です。2回目の時はアイコンと同じ服装で行ったらたまたま向こうも上が黒・下が黄色の服装で「あ、今日色味おんなじですね〜」などと声を掛けてくださったり。

 

さて3回目の本日。ボブにするにはやっぱり耳後ろがまだ短いけど、流石にもっさりしてきたのでバランス調整をお願いしました。男性の髪って耳周りを出すようにするから、伸ばそうとするとそこが一番遅くなるんですよね…。

今回嬉しかったのは、施術の中で「ほら、耳にかけても素敵になりますよー」「乾かす時にトップをふんわりさせた方が綺麗に仕上がると思います」と、「より良く見える為のアドバイス」をたくさん下さったこと。接客の一貫とは言えそういう言葉を掛けられると、美へのモチベーションが上がる…ような気がします。

 

店内に流れるボサノヴァも心地良く、また明日から前髪の行方を鏡とにらめっこです。

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(著者自撮り)