ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

明日はいよいよ

先月頭にオーダーしたスーツの仕上がり日です。10年ちょっと前の+15kg程あった頃に作った(一応当時も大学入学祝ってことでオーダーだったのですが)スーツをウエスト詰め等して騙し騙し使ってきましたが、当時と体格も変わりブカブカになってしまいました。全体的に横に広く、特に嫌いな肩幅が強調されてしまうので、嫌だなぁと思いつつもズルズルと着続けていました。

 

さて、ではスーツを新調しようと思った矢先にまず出てきた気持ちがありました。罪悪感です。

新調はそれ即ち両親が「私のことを思って」買い与えたスーツに対する「もう着ない」宣言でもあるので、その旨を伝えることで「せっかくなのに勿体無い」「○○円掛けたし腕の良いテイラーさんにもお願いしたのに」と真綿で首を絞められることが容易に想像できます。実家に黙ってスーツを売るなり捨てるなりすれば良い話なのですが、それができず処分の手段で「スーツを実家に送りつける」ことを取ろうとしてしまうのは、私の甘さです。種々傷付く仕打ちを受けて尚、両親に見切りをつけられない私の甘さ。

 

…話が逸れました。そんな訳で罪悪感を抱えつつも、やっぱり体格に合って且つ自分が着たいと思えるスーツが着たい!との思いから、この度オーダーに踏み切った次第です。

 

時期はズレちゃったけど、このスーツは自分への誕生日プレゼントであり望む在り方で生きたいという決意表明のつもり。デザイン等々は受け取ってからのお楽しみということで。待ち遠しいなぁ。