ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

大男

昨夜、初めて入った最寄り駅前のカレー屋での話。

 

ひとまず注文をした私ですが、その際に店主さんからライスを大盛りにするか否か訊かれました。その場では「私がでかいから訊いたのか…?でもまぁ大盛り無料だし全員に訊いているんだろう…」とやり過ごしました。ところが、同じタイミングで入った女性客にはそれを訊かずに注文を取っていたのです。少し後に入ってきた細身の男性客にも同様に訊かず。薄々わかってはいましたがショックでしたね…やっぱり私が男で且つ大柄だから、でかい男はたくさん食べると思われて店主さんに大盛りを勧められたのでしょう。髪は結んでいたけれど、スーツ姿だし骨格レベルで男性基準でも大柄。公私・オンラインオフライン問わず言われてきた『細い』『痩せた』なんてコメントは所詮お世辞でしかなかったことがよくわかりました。

小学校時代に太ってしまったことで学校復帰後もひどくからかわれた反動で、二度とそうなるまいと徹底して少食を主張しており事実そうなっていった私。この手のステレオタイプは昔から嫌いで、原家族や親戚はじめ色々な人に対して反論をしていました。実家での食事も「俺は(白米の)おかわりはしない主義だから」が中学時代からの口癖。どんな場でも何度言っても誤解される自分の体格が嫌で嫌でたまりませんでした。「太っているとまたいじめられる」ことへの恐怖と男性的に身体が大きくなることへの忌避がないまぜになりながら思春期をめいっぱい使って育っていった、「食事量は体格に比例する」という偏見への強い拒否感。しばらくは回避できていたのに、またこれをぶつけられる日が来るとは…。

 

パス度の関係で(下半身限定で)太りたいと思っていましたが、しばらく撤回。やっぱり痩せたい!細くなりたい60kg台を切りたい筋肉を落としたい骨を削りたい今より一回りくらい小さく見えるようになりたい!

昨日は、自分がどう足掻いても大男であるという現実に久し振りに直面させられました。幅の広いいかり肩が本当に憎い。両肩に自分の頭が乗って且つ転げ落ちないレベルなんていないってもう…。味は良くても心の後味はイマイチなのでした。