ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

ジェンクリ #75

今日の定期通院は一番遅い時間帯。直前まで予定があったため、ギリギリの到着に。乗り換えが少なくて助かりました。待合室の混み具合は夕方にしては少ないかな……?と最初こそ思いましたが、そうでもなかった。診察が押してしまうせいか、やっぱり遅いと待ちますね。滞在時間は1時間半くらいあったと思う。

 

診察は珍しく淡々と。体調の変化はいつも通りで、職場は良くも悪くも変化が無いし。繁忙期が一山過ぎて余裕ができたってくらい。動きがあったとすれば、自立支援医療の申請が受理されたことかな。あ、でも体調面で右乳腺の張りが長めに続いたのは気になるか。前も左で似たようなことがあった。その時も理解のある乳腺外科くんのおかげで検査を受けられたし、暫くは様子見します。主治医もそれについては同意のようでした。

定例報告のような診察が数回続いていたためか、最後に主治医の方から『治療のことで何か希望や相談したいことはありますか』と訊いてきたのは意外でした。これに対しては正直に、「投与量や間隔は自分の中でパターンが掴めてきているので、今のままで不自由は無いです。もし職場でジェンダー絡みで何かあった時にはご相談させてください」と現時点での意思をお伝えしました。

 

次のフェーズに進まず延々と現状維持を繰り替えしているだけだものなぁ。痺れを切らしたとしても不思議ではない。ただ、主治医の態度としてそういう印象は抱かなかったので、私が焦っているだけなのだろうか。いやまぁ治療年数考えると焦らなきゃいけないんだけど。確かに「○○したい」とこの診察の場で口にしたことは少ないから、改めての意思確認かね。私自身の決定を重んじる治療方針にあって、決定というか"意思"を覗かせないと流石に訊かれもするか。私としては、身体を変えていきたいのは変わりません。職場については……カムでもしようものなら、うって変わって相談だらけになる気しかしないぞ。するか知らんけど。