広島も今日で残念ながら最終日。2日目は尾道を満喫しましたがそれは後日の記事に譲るとして。
観光を終えて宿に到着した我々。近所の温泉♨️のチケットが貰えたので、そちらへ行くことに。昨日の服装はボトムス着回しコーデでグレンチェックのマキシスカートに黒のドルマンTシャツ(ホテルの部屋着は室内限定で外には着て行けず)。そんな格好で入館手続きをして店員さんから手渡されたのは
赤 い ロ ッ カ ー の 鍵
いやいやどうしてこうなった…よし浴場へ行こうと意気込んだところで気付いてしまったものだからさぁ大変。たまたま色んな色があるだけかと思って周りを見渡すと、他のお客さん達が着けているのは身体の性別に合わせたと思しき赤青の2色だけ。
その時に気付いて申告できなかったことに後悔し途方にくれる私…友人と作戦会議開始。案をいくつか考えました。
- 取り敢えず「もう一方」の脱衣所に私が入って鍵が合うロッカーがあるか確認する。
- 店員さんに申告して変えてもらう。
- 私は入浴を諦めて友人だけ入ってもらう(その間待ってる)。
3はせっかくの旅行なのにと友人より即刻却下。現実的なのは2だったのですが、申告と言ってもこんな事態は店員さん側だって明らかに想定外だろうしどうしよう…と悩んでいたら、ありがたくも友人が申告しに行ってくれるとのことで。同行者が赤い鍵を渡されたが男女別になっているのかと訊いてくれました。店員さんは驚いていたようですが、交換は成功。幾ら感謝してもし足りません。
実際のところ、私のような人は移行の度合い(というか、下が”アリアリ”か”ナシナシ”か)に合わせて公衆浴場は利用すべき、或いは利用を控えるべきだと思っていて。当然のことではあるのだけれど、連日の「事件」はパンツスタイルの服を持参しなかった私の失策。旅行という非日常であることや男性扱いの中で過ごしてきてしまった期間の長さから「何が何でも絶対入りたくない!」とまでならなかったのもまた偶然の悪戯。
私自身、最初に貰った鍵の方が嫌という訳ではありません(寧ろそう見られたことは喜ばしい)が、”アリアリ”には無理だともわかっているので。「もう一方」で身体を見られるのも他のお客さんの身体が目に入ってしまうのも嫌は嫌ですが、問題にならない方を選んだ次第。
そんな訳で青い鍵と共に「もう一方」での入浴を済ませ、広島県産の牡蠣フライを食した我々。宿まで歩いて帰ったら、星がとっても綺麗でこんなマンホールまで見られました。送迎バスでは見られなかった。
宿に戻ってからも夜2:00くらいまで色んなお話が尽きず。チェックアウトしていよいよ最後の1日です。ちょっと寂しいけど満喫して帰りますっ。
余談ですが、お昼に行った尾道ラーメンのお店で店員さんから話しかけられた時、「お姉さんも東京から来たの?」と言われました。ありがとう、お姉さん(まだお兄さんだけど)嬉しいです。