ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

職場とセクシュアリティ #1

先月も参加したこちらの集まり。今月から全6回1クールとしてリニューアルするとのことで、昨夜はその初回でした。

 

ジェンクリ受診後に現地へ到着。先月お会いした方もおられ、そこまで緊張はしなかったかなと。まずは世話役の方と監修の社労士さんから集まりの趣旨や今後取り上げるテーマに関する説明。こと企業側の取り組みが注目されがちな話題ですが、働く側の立場としてできることを考えていくと。

 

説明ののち、参加者でのグループトークへ。今回は導入回となるので、各々の近況や職場の現状をシェア。

今の職場で私が思うのは「プライベートに立ち入る風土でない故の怖さがある」こと。やれ容姿がどうだ休日はどうしている交際は結婚は家族はと、多くの職員が互いのプライベートについて尋ねたり時に介入したり休日も会う場が組まれたりする風土であれば、その職場のスタンスもお察しですし私であればとっとと身を引きたいと思います(そして両親が求める理想の会社の在り方がこういう『家族的』なものだったりする)

 

一方の現職、少なくとも私の周りは必要以上にプライベートに立ち入ろうとする方は見られません。私が多くを語らないよう努めているのもありそうですけれど。そうであると、日々の仕事をしていく分には私の領域に土足で上がられることが無いので取り敢えずは良いのです。しかし、周りの方々やひいては会社としての、個人への介入度合いとその中で見られる多様性の尊重についてどんなスタンスを取っているかが不可視であるという問題がそこには横たわっていると感じています。

何度も書いている髪型の件もそうですが、何も言われない=安心という訳ではなく。寧ろ周りが腹の底では何を考えているかわからないので、日々不必要に怯えざるを得ません。就業規則等の制度設計レベルから会社のスタンスを推測することもある程度可能ですが(一部福利厚生が異性婚に限定されているとか)、それだけでは推し量れない細々とした事柄も職場での居心地を考える上では大事だと思います。

 

この集まりを通して私としては、セクシュアリティを伝えず入職したことで今後起こりうる問題について、諸先輩方の意見を聴いたり職場生活に活かせることは活かしたいと考えています。まだ物申せる権限なんてありませんが…。

 

集まりの中で案内があったのですが、大田区でもLGBTsのイベントがあるらしく。直近は都合つきませんが、近いので今後予定が合えば参加してみたいなと思っています。

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さて今日もお仕事。防災訓練でプライベートの予定は完全にごめんなさいだ…。