ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

わたし母校へ帰る

杞憂に終わったのかな…少なくとも表面上は。

今日は出身高校に訪問してきました。吹奏楽部の定期演奏会に賛助出演することになり、その練習の為に。過去何年も出演しており何度も足を運んでいる母校ですが、今年は今までで一番入るまでに緊張しました。理由はやはり外見の変化ですかね…それによって顧問や現役生に何か言われたり噂が起こったりはしないかと。

 

服装の移行をちょうど昨年の頭に始めてはいましたが、今や私服にメンズ然としたものは皆無。一番メンズに寄せてもパーカーとスキニー。 でもその組み合わせをする気はほぼ無いので(実家に私服で行く機会がある時くらい)、上はニットのチュニック。パッド装備。

次に化粧。基本的にプライベートでの外出時はするようになったので、これまたしない選択肢は無く。ただでさえ醜いのだから。ベースメイクだけとも思わず、今日も今日とてフルメイク。

外見の変化で一番大きいのはやはり髪型。昨年は前職だったので、辞意を告げていたとは言え”指導”の影響で髪は伸ばせずメンズのマッシュスタイル。今は誤魔化しながらも”指導”を受けずにボブまで伸び、前から見るとサイドの長さが明らかに違う。結局こちらは仕事の時のようにサイドを耳に掛けて行きました。

 

悪評を恐れて気を使った外見で訪問した、その結果は!?

 

…誰からも何も言及されませんでした。

 

華麗なる肩透かし。一番最初にトロンボーンの後輩と顔を合わせ、次に同じくトロンボーンで卒業1年目の後輩と再会。どちらも挨拶以外の大きなリアクションは無し。顔を覚えていてくれたトランペットの現役生も同様。最後顧問に挨拶した際も、演奏面と仕事のことを話しただけ。君付けは…うーん…。別のトランペットの卒業生はFacebookでも繋がっているので、私の投稿を色々見ているようでしたが。

他の現役生や絡みの薄い卒業生達がどう噂しているかはともかく、一応は穏便に済んだ久々の高校訪問でした。外見で”忖度"したこととが奏功したのでしょうか。まぁ昨年もワイドパンツとか穿いて行きましたし。いくらメイクがケバい濃さではないとは言え、アイシャドウのラメくらい皆気付くと思うんですが…。

 

あとは私の現役当時からめちゃくちゃお世話になった副顧問が今日は不在だったこと。これが一番大きかったかも知れません。ちょっと毒舌だけど探究心と洞察力が物凄く、私自身が気付くよりずっと前から(恐らく部活やPTAの関係で会っている)実母との関係を心配して下さっていた方。カミングアウトしてもいいと思っている内の一人。次回訪問予定は1ヶ月以内にありますし、忖度コーデはやめておきますか。FacebookInstagramも相互で繋がっているし、私が一方的にあちらのブログの読者登録もしているので、今更感はたっぷりですが。

 

とにかく、1年振りの母校訪問は無事に終了。今日いた現役生はほぼ女子で、練習を終えて外に出たらキャンパスで行われていた看護師の国試と終わるタイミングか被っていて大勢の純女さんに囲まれて…と、またいつものように身体違和から勝手に一人で凹みはしましたが、外見の変化があっても既存の関係が切れなかったのは良かったです。たとえ変化の度合いからはRLEと言うには程遠くても。

 

今週は土曜出勤の週。週末に満たされてしまうと落差がきつい。餃子とジェンクリと職セクがあるから踏ん張ろう。