ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

ジャストサイズ

トップスは一貫してオーバーサイズばかり着ていた私。というのも、ご存知の通りそもそもの体格が大き過ぎるので、それを隠すことを第一に考えておりました。メンズXLを着たところでオーバー感が出ない程度には大柄なのにね。そんな中で、今まで殆ど着てこなかったジャストサイズも評価できるのではないか?と最近は少しだけ思えてきました。


サイズ選びのコツ【骨格しっかり高身長】

こちらの投稿者さんは体型のスペックがそこそこ近いのでいつも参考にしているのですが、4:00~5:00で述べられている内容が私の体感からも腑に落ちる内容でした。曰く、上下共にオーバーサイズだと男性的に寄ってしまうがトップスがジャストサイズだと女性らしさが出てきれいめな印象になる、と。実は私も僅かながらジャストなTシャツを持っていて、昨日なんかはボトムスにカーブジーンズを合わせていたんですね。確かに、トップスがメンズXLだった時よりも見え方はフェミニンなんですよ(顔は抜きにして)。下をスキニーにしてもそれなりにマシなコーデにはなりそうで、思いの外着回し適性も高め。ジャストサイズのトップス、再評価されるべきだなと実感しましたね……。その時着ていたのがウエストのかなり絞られる無印良品のTシャツだったから余計にそう見えたのはあるかなと思います。私の体格が許すなら所有比率をオーバーと半々にしたいくらい。ま、無理なんですけどね。

 

私のそもそものファッションへの興味としてはカジュアル系というか、自分の身の丈に合った格好を求めていたらそこに行き着いた形。フェミニン過ぎるものは体格的に似合わないのがわかっていたし、*1痛い女装おじには思われたくなかった。ただそんな中でもカジュアルばかりを着られる年齢の限界は近いと思っていました。なので、少しでも年齢相応に寄せられるなら&加齢に沿った服の着方をする為にはと考えると、きれいめ要素を入れていくのが現状では最適解かなと思ったのです。きれいめカジュアルというやつ。その方向性を考えるに当たり、ジャストサイズのトップスというのは私の中で新たな選択肢になったのでした。

 

余談ですが、自身が好むカジュアルスタイルを筆頭に男女兼用・中性的な出で立ちは、着る人の外見を男性的に寄せていく傾向が強い。*2ファッションにおいては女性らしさが、人間の外見においては男性らしさが有徴。故に、男性がそれを切れば男性的に見えるのは自然なことでした。ただのダボダボスタイルの男性からの脱却は、より奇異の目に自身を晒すことでもあり得ます。だからこそ、衣類のチョイスは慎重に行いたいと考えています。

*1:というのは単なる私側の希望なので、客観的に見れば痛い女装おじなのですが……。

*2:衣類のデザインはレディースの方が装飾や遊びが多く、第二次性徴期のテストステロン曝露による外見の変化は不可逆。