ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

職場とセクシュアリティ #6

今月も参加しました。仕事終わりに向かったので、設営は間に合わず無念。お久しぶりの”戦友”からはじめましての学生さんまで、年齢層は先月に比べて若めな印象。春休み効果でしょうか。

 

今回のテーマは身元保証緊急連絡先。入職時に書かされるこれらの書類。私もちょうど1年前は難儀していました。「二親等以内の親族」って言われてしまうとさ、書きにくいんですよ。事例で出てきたのは同性パートナーとその母親と同居している方(実の親族は逝去や海外在住)だったけれど、続柄を限定することに何の意味があるんだろうって思ってしまいます。

そりゃあ家族親族の方が本人をよく知っている…って一般的には言えるでしょうが、制度設計レベルで多様性ガン無視じゃない?って感じる次第。「本人の家族親族が健在で、且つ頼ろうと思える関係性」であることだけが前提とされているような。セクシュアリティがテーマなので同性パートナーとの事例が出てはきましたが、家族の在り方という所にまで視野を広げて考えられるトピックだと思います。

家族が他界、毒親育ち、外国人で家族は母国在住…そんな時に杓子定規な対応ではなく、現実的な目線で身元保証や緊急連絡先を考えられると良いのですが。地方の家族より近所の友人、疎遠な家族より同居する同性パートナー。そんな具合に。企業によっては柔軟な対応をする所も出てきているようですが、各々が抱える事情によって就職や転職が不利になる・躊躇うといったことができるだけ少なくなってほしいものです。

 

かくいう私は今日で前職退職から丸1年。偉い人達の保身の為に退職を*1公にできないまま去ったので、皆さん息災だろうかと気になる今日この頃です。

脈の乱れはまだあれど昨日よりだいぶマシなので、循環器科に助けを求めるのは週明けにしようかと思案中。明日明後日の予定もあるので、無理だけはせずに。

*1:表向きは。世話になって且つ前職の内情を知っている人や業者には秘密裏に(時に自腹で)退職のご挨拶をしました。