は悪い癖です。何を…と言うと、原家族へのカミングアウト。
最近のTLを見ていて、相互フォローの当事者さんが次々とご家族へのカミングアウトをなさっています。そしてその結果は、悲しいですが思わしくないことが多く。5月に入ってから、母の日、賃貸更新に際する実父への連絡、胸のしこり(による乳がんへの不安)と、否が応でも原家族へのカミングアウトを意識させられる機会が増えています。
幾ら実父(71)が冷静な人間とは言っても、価値観は年齢相応のそれ。長男としての自負もある。口には出さずとも、実母と同じくらい私が”真っ当に”家庭を築くことへの期待は強い。GIDという「病気」だと敢えて強調して言ったところで否定される可能性の方が高いです。孫の顔を見せられないと告げられた時の絶望感はいかばかりか。学生時代に何度か脅しで言われた『勘当』の2文字。本気で言われることになるのでしょうか。
原家族へのカミングアウトを諦めきれないのは、偏に金銭面が大きいと思います。世間体を重んじる都合上、形はどうあれ”良い親”でありたい人達ですから、私が有事の際にはそこそこのサポートが見込める訳で…。自宅を引き払って実家に戻るだけはしたくありませんが、医療費の補助くらいはしてくれると思うのです。
私の身体に深刻な病変があったら、無いとしても移行に当たり身体にメスを入れる時が来たら…。新卒で入った業界を離れてから色々なことを隠して真意を告げることを先送りにしてきた、そのツケが回ってきて強烈な不安感に苛まれるここ数日。なるべく良い方に事が運んで欲しいと祈るばかりです。
