ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

七夕

なので、願い事でも書き連ねてみましょうか。あり過ぎるんだけどさ。

 

まずは目先のことから。

  1. ホルモン注射を始めたら顔つき体付きが少しでも女性的になってほしい。
  2. 自然な女声を出せるようになりたい。
  3. 脱毛が進んで早く無駄な毛を一掃したい。
  4. 傷みやうねりの無い髪を手に入れたい。
  5. 邪魔なシミやホクロをなるべく多く取りたい。
時間はかかりそうだけれど、今の状態をキープし続けていればいつかは達成できそう。
 
 
次に、ちょっと心身の痛みを伴うこと。
  1. 職場で自身の容貌について触れないでいてほしい。それが叶わぬなら自分をオープンにでき性別役割分業の無い職場に巡り会いたい。
  2. 髪をもっと長く伸ばしたい。せめて鎖骨くらいまでは。
  3. トランスに伴い髪型で困っている人の存在を可視化・発信していきたい。
  4. 睾丸摘出手術を受けたい。なるべく早く"製造工場"を撤去したい。
  5. 名前の読み方を変更したい。
主にカミングアウトですが、現状を動かさないと行動に移すことすらままならない。均衡が打破されるのが先か、自分が潰れるのが先か。
 
 
更に、現実味は薄れるけれどここまでいきたいってこと。
  1. ホルモンで顔つきが変わらなければ、楽器演奏に支障無い範囲で整形したい。主に眉と頬。
  2. 美醜は問わないので「どこからどう見ても女性」レベルまでパス度を上げたい。
  3. 女性として演奏会に出演できるようになりたい。
  4. 30代の内に資金を準備してガモン病院で造膣なしのSRSを受けたい。
  5. 戸籍の性別を変更したい。

ここをゴールにしたくはないけれど、やらずには死ねないなぁと思います。

 

 

最後に、どう足掻いても現世では実現不可能な願望をば。

  1. 生まれながらの女性として人生を歩みたかった。思春期には月のものさえ欲しいと願った。現代日本に生まれることで、たとえどれだけ辛い境遇に置かれたとしても。
  2. 原家族に私の性自認性的指向を理解してほしかった。『早く彼女を連れて来い』『髪をそんな伸ばしてたらクビにされるに決まってるから切りなさい』そんな"普通"を求める言葉ではなく、もっと暖かい言葉をもらいたかった。受け入れるまでいけなくても、せめて肯定も否定もせずそってしておいてほしかった。

うん。どれだけ強欲なんだ私って奴は。趣味関係は除いてひとまずセクシュアリティ関係だけにしたけれど、叶わぬことまで夢に見て。いっそ切り捨てたいものも切り捨てられず、未練たらたら。こういう所に弱さって出るんですよねぇ。

 

とにかく、これら全てが叶わずとも何かしらやっていかないことには死んでも死にきれません。ちょうどいい具合に整理にもなりましたし、「できることから手を付ける」「歩みが遅くとも後退だけはしない」を意識して生きましょうか。結局のところ、星など願いを叶えてはくれないのだから。