賞与支給を明後日に控えた本日。部長の都合でなんと午後より急遽考課の面談を行うこととなってしまいました。それを聞いた私はもう大慌て。髪への指摘が来ることを踏んで、明後日までに用意するつもりだった診断書やヒアリングシートといったカミングアウトに関わる資料…持って来ていない&書けていないじゃん!!
鞄の中を漁ると白紙のヒアリングシートだけはあったので、それを隠し持ってiPhoneの録音ボタンも押して、いざ面談へ。
結論から言うと、拍子抜けでした。だって髪のことも触れなければ評価だって甘々なんだもの。前回に引き続き『どうも(本名)君は自己評価が低いからもっと自信持って』と部長からは言われましたが、十分なパフォーマンスができずに良い評価なんて付けられますかってんだ。前職・前々職での経験も影響していますが、「要求水準に達して0点、そこからの+αをどれだけ積み上げられるか(ミスの度に減点)」って基準でいくと点数が高い訳ないんですから。要求水準を超えてもいないのに。『1年目時点(当時)と5年目では訳が違う』とは言うものの、私が今まで見てきた年次の近い方々はめちゃめちゃ動けて気付けて八面六臂の活躍でしたよ。それに比べたらポンコツもいいところ。だって、弊社に居る間は自らカムをしないにしても、相当に能力がないと髪のことを見逃してはくれないでしょう?
そう、その髪。*1触れられないと逆に怖いんですよ。部長ともあろう方の目が節穴だなんて…とは私も思うのですが、あり得る話ではあります。ほら、仕事に関しては年齢に関わらず鋭く先進的な感性を持っていても、ジェンダーに関わることだけ旧来的でガチガチな人ってたまにいるじゃないですか。
ちょっと今日は部長にその片鱗が見えまして。報連相や仕事ぶりに関するコメントの中で部長ったら『うちの部署は女性が多いから気を遣うこともあるかと思うけれど、必要なコミュニケーションは取れているみたいだし』などとおっしゃる。
「え?部長って相手の性別によって扱いを変えるんですか!?”男性"だったら気を遣わずともよいと!?(すっとぼけ」
…とは流石に言えませんでしたが。”男性”なら辺り構わず君付けもなさるお方ですし、そういうご認識なのかなと。うーん、知られたらまずい予感がするねこれは。本当に味方が居ない。暫くは予期せぬ呼び出しに怯えながら過ごす日々になりそうです。中の上と評価して下さったことはまぁありがたく受け取っておきましょう。実際のパフォーマンスは置いといて、立ち回る上で損にはならぬ。
尚、女性が”同性”かはともかく、対男性の方が"異性感”は強いです私は。この辺も突き詰めて考えたいけれど、今日はここまで。