ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

ジェンクリ #15

無理を言って入れて頂いた本日の予約。買い物を済ませて予定より早めに着くと、前回程の混雑ではありませんでした。さて、血液検査の結果、そして注射の可否や如何に!?

 

まずは院長先生より検査結果のFB。貧血も糖尿も血栓も無く良好で、男女各ホルモン値も塗り薬の影響がよく出ているとのことでした。

そしていよいよホルモン注射の話へ。私の方から先手を取ってしまいましたが、胸の張りが少なくなってきたり筋肉・脂肪の増減を体感できないといった”低め安定”の状況であることの危惧を吐露。院長先生の方でも検査結果や肉体的変化の現状を考慮し注射は可能とのご返答を頂きました。曰く、注射にすると肌質や胸の張り等は今までより顕著に変化を感じるとのことです。血中濃度が一気に今の4倍近く上がってから10〜14日で下がっていくのだからそりゃそうか。

 

あと、一応職場の考課面談で私の容姿への言及が無かった旨も報告。カミングアウトへのスタンスは変えずにいきます。それにしても、職場でのB面の件は院長先生に前にお伝えした気がするんだけどな…改めて訊かれたぞ…。もしかして、カムしないまでもレディースを着たり中性的な格好をしたりしていると思っておられたのかしら。残念ながら男だ。

 

戦いの場は診察室から処置室へ。遂にラニンデポー筋注10mgとご対面。Nsさんからはインフルエンザの予防接種をイメージしてと伝えられるも、痛いという話を色んな方から聴くのでこちらは戦々恐々。最近こんなに緊張したことあったっけ…。

注射を打つ場所は左腕。ビクビクし過ぎて臨んだせいか、インフルエンザ予防接種より少しマシ程度の感覚でした。ゆっくり入っていく感覚にはびっくり。打った後にはちょっと揉み揉み。入浴も強くこすらなければOKと、本当に筋肉注射に抱いていたイメージ通り。その時の体調や打つ場所の微妙な差で変わってくるとは思いますが、そこまで激痛でなかったのでひと安心。これからずっとお世話になっていく注射だからね…。

不安なのは、次の注射までの体調変化といわゆる「ホル切れ」。塗り薬で継続的に投与はし続けてきたのでガタンと体調を崩すとは考えにくいけれど、再来週までは丁寧に自分の身体をモニターしていこう。

 

自立支援医療の書類も受け取れたので、お盆中に役所に出せばそこから先は1割負担。これからは治療が次第にルーティン化していくので、土台作りはしっかりと。