ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

半年振り

の、健康診断でした。と言っても、受ける側ではなく施行者側。秋の第二繁忙期突入ということで、ちょいと現場に駆り出されてきました。

 

相手先は某日系大手メーカー。自社ビルのフロアを借りて数日間にわたり行う内の1回でした。健診自体は問題なく終わったものの、職員の方々を見ているとやはり私には思うところが。

 

前半…というか全体の3/4は男性職員の時間帯。外見は当然というべきか上ワイシャツに下スラックス。中にはお洒落に上は濃紺下はライトグレーにブラウンの革靴でキメている方もおられましたが、だいたいは上が白くて下が黒。髪も私と同じか長い人は皆無。また、私より年上の方が殆どだったのですが、これから自分自身が同じような姿になっていくことを想像するとやっぱり耐えられませんでした。身体がぞわぞわして自らを壁に打ち付けたくなるような、そんな感覚を覚えます。

時折考えるんです。もし原家族や実家の関係で移行を止めざるを得なくなったら…と。でもたとえ「中性的なおじさん」になったとしても、身体が男であり続けるのは自分がもたないとその度に思ってしまって。その意味では、今の均衡を意図的に崩す必要はやはりあるのかなという気がします。

 

一方、終盤1/4は女性職員の時間帯。老いも若きもおられましたが、*1服装はいわゆるオフィスカジュアル。「こちら側」に近付きたいとの思いを新たにしたのでした。

現場に出てみると、仕事自体のことも私自身のことも色々と考えるきっかけになりますね。

*1:きっぱり男女で分けられている辺り先方のスタンスが透けて見えます。