ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

VS保険会社

先程、保険会社担当者との会談を終えてきました。

 

退勤しメールを見ると、電話をした人とは別の担当者との二人がかりで来るとのこと。聞いていない!と思いつつも、実母がセットでないだけマシかと考えて会談の場へ。

担当者は穏やかそうな推定50代の方と、いかにもバリキャリ風の推定40代の方。軽く挨拶を済ませ、まずは概要説明を受けました。

 

曰く、亡き祖母は私が11歳になる年から積立式の保険として契約をしてくれていたとのこと。今年が20年の満期で、更新1年目。古い保険ということもあり、医療保険等今の時代に沿ったプランの追加も提案されましたが、取り敢えずそこはのらりくらりとかわしておく。

大事なこととして、ゆくゆくは私が払う方向性で今回は急な事態に伴う経過措置としたい旨を私から説明。実母とその話をしたことも。どうやら生命保険と医療保険を実母と私で分割して支払うとかも可能らしいので、医療保険を契約するとしたら私が払うようにできればいいかな。そうすると、事故等「有事」の際の手続きも医療保険契約者となる私の元に情報が届く上に実母への開示もされないそう。

今回の手続きに際しては、渡したのが年金手帳のコピーなので健保情報も伝わらず、普段の医療情報も筒抜けにはならないと確認できました。連絡が実母に行くとしたら「有事」の時のみ、と。契約者と被保険者での権利の違いも開示情報と関連するのね。

 

また、頻りに私が情報の開示範囲を確認したり要配慮個人情報とか言ったりしていたせいか、『お母様に内緒にしたいことがお有りなんですね?』と穏やかな方に勘付かれてしまう。すかさずバリキャリな方が『心配なんですよ〜』と付け加えるも、私は首を縦には振らんぞ。「母は知りたがりな上に、まぁ程度ってものもありますので」と先方に釘を刺しておく。私の歳を考えろってんだ。私に関する情報は実母が把握しているそれと同様。前職までだし資格を棄てたことも知らない。況やセクシュアリティをや。そんな相手と長々話してはいられません。土日が忙しくて帰省できないというのは、バリキャリさんがオーケストラのヴァイオリン経験者だったおかげで多くを語らずともわかってくださった。ありがたい。

 

改めて情報の開示範囲と祖母生前の契約状況を確認したのち、手続きをして会談を終えました。情報の質や権利の関係で、私が事故に遭いでもしない限りは隠したい情報は伝わらないのがわかったので、例の念書は取り交わさず「穏便に」済ませることに。

ひとまずは第一関門突破、ですかね。第一だけに。後は実母からの連絡を待ち、うまいこと医療保険追加&そこだけ私が分割契約にできれば安心なんだけど。保険の話を聞いて、ちょーっと原家族との歩み寄りを諦めたくない気持ちも芽生えてしまい。その辺は別記事で…。