ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

出力上昇

台風が近付く中、本日は14回目の髭脱毛。定時が延びたので予約を30分遅くしていたのですが、間に合いました。遅くせず今まで通りでも良さそう。どうやら私が最後の患者だったようで、かなり待ってしまったので…。

 

さて、ようやくNsさんに前回からの悩みを切り出せました。とても物腰の柔らかい方で助かった。

 

太い毛ではなく、細い毛が広範囲に目立ってきたのは何故か?

 

曰く、太い毛が無くなった次の段階として多くの患者さんが産毛みたいな状態に移っていくのだそうです。YAGレーザーは太い=黒い方が反応するので、薄いものに対してはより強力なレーザーが必要。聞きたくなかったこの言葉。

 

今日は強さを1段階上げてみますね〜

 

デスヨネ

そうなるのは理解できます。耐えられるか不安な中、14回目にして多分初めて聞いた笑気麻酔の効果的な吸い方。鼻から吸って鼻から吐く。Nsさんが仰る通り、これでだいぶ麻酔が回るのが早かったと思います。

 

いよいよ運命の照射。最初は首の端からだったのであまり今までと変わらない感覚でしたが、段々と中心&骨に近付くにつれて、感じたことの無い熱さ…というか衝撃が!

より熱く、より鋭く」そんな謳い文句でもあるかの如く、YAGレーザーが容赦なく肌に襲いかかります。強い麻酔も本当に気休め。一撃が重いのなんの。前回との明確な違いは、照射しても数分はヒリヒリ感が残ること。1分しない内に引いていたはずのヒリヒリ。これが残留するせいで落ち着くのにだいぶかかりました…。なお、どうやら私は『*1患者様は肌が白いので毛にレーザーがよく反応して痛い』らしい。

顎までを終え、最後は鼻下。いつもここで麻酔マスクを外すのですが、痛みに耐えかねた私は「機械が干渉しない所は麻酔付けたままとかできますか?」と質問。しかしそれは不可とNsさん。なんと、以前それでガスがレーザーに引火して火傷をしてしまった症例があるとのこと。それは仕方ないと外されるマスクを受け入れる私。最も痛い鼻下は、前回までが赤い痛みだとしたら今回は白い痛みでした。

 

本当に、本当に初めての痛みを味わいながらの脱毛でした。でもNsさん曰く『ここを乗り越えるともう全く生えてこなくなると思うので頑張って下さい。(脱毛を完了した)僕も今は半年に一度髭を剃るくらいなので〜』と。うん、その段階に行けるのであれば頑張れる。だって今回の出力は『毛がほぼ無い方と同じ強さ』だったのだから。YAGレーザーの本気、しかと味わいました。

次回の脱毛は12/12。実母の誕生日。なんと今年は全て偶数ゾロ目の日に髭脱毛をすることに。凄い偶然。ついつい受付の方に診察券を見せびらかしてしまいました。卒業までもう一息!かな?

 

No pain, no gain.

*1:二度確認したけどやっぱり白い方らしい。色黒だと肌の方にもレーザーの力が分散して痛みも落ちるが効き目も落ちるとか。