ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

しゃちくのすがた

昨夜は所属楽団でのとある企画の打ち合わせでした。

 

そう、昨夜。月曜日。平日にやりました。

 

というのも休日は各々の予定や練習で関係者が揃わない故なのですが、平日ということは、そう。他の皆さんもそうだったのですが、私も「しゃちくのすがた」で会うことに。

要はB面。私服に非ず。スーツ。すっぴん。いかにも男性然とした姿での対面。まぁ私服でもユニセックスな上にノンパスだし治療前を知っている人もいるので、今更そんなこと気にするなという向きもあるかも知れませんが、始まるまでは個人的にやっぱり緊張しました。

 

そして打ち合わせ会場にて合流。予想通り、私含む男性はスーツ、女性はオフィスカジュアルの出で立ちでした。普段の練習時とは異なる皆さんの「しゃちくのすがた」は新鮮でしたが、自身が当分は"向こう側"に行けない現実も突き付けられた格好です。

今回の打ち合わせは集まったメンバーの趣味も関わっていたこともあり、そちらの話題や企画の段取りに関する話を中心に大きな脱線をすることも無く。要は二元論に基づいての種々の話題には行かず、そこはとても安心して臨めました。

これには皆さんのお気遣いも恐らくあったことでしょうが、打ち合わせが始まってからは自身の姿を理由に気を張ることも無く議題に集中できたことを嬉しく思います。性別を抜きにやり取りできるというのは今の日本ではまだまだ貴重。ありがとうございました。

 

それよりも、自身が重要なポジションにあることでの緊張というかプレッシャーの方が強いかな。関わる皆さんが満足いくものを仕上げられるように頑張らないと。