ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

演奏会中止

来月に開催・出演予定だった出身高校の吹奏楽定期演奏会。この度、COVID-19の影響で中止となることが決定してしまいました。

 

今朝起きたら、後輩のSNS投稿で中止と書いてあるのを発見。慌ててメールを見ると、顧問から上記連絡が来ておりました。吹奏楽部だけでなく、他の音楽系部活も軒並み中止とのこと。例年お客さんは身内中心とは言え、遠距離通学者が多いことや学校名を冠して行う行事であることを考えると、感染ならびにもしもの際のバッシング対策としてはやむを得ないのかなと。

ですが、現役生のショックは我々卒業生には計り知れない程でしょう。演奏会が卒業式より後の3月下旬に行われることもあってか、現役当時の私やその周辺は「演奏会が本当の卒業式」という心持ちで臨んでおりました。1・2年であっても1年間の集大成であることには変わり無く。仕方無い所はあれど、どうにもやり切れません。

 

私はこの演奏会以外にも年間に幾つも本番の舞台に上がっていますが、それでも自分の中でのウエイトはとても大きかったのです。音楽を始めるきっかけこそ中学でしたが、音楽を続けようと思えたのは高校の部活があったから。その思い入れがあって、ありがたくも卒業から干支が回っても関わらせて頂いて、楽しみにしていましたが…残念です。私の知る限り、演奏会中止は3.11の年以来でしょうか。非常事態にはこの手のイベントごとが犠牲になり易く、アマチュアではあれ音楽人の端くれとしては通常営業の復活が待ち望まれます。

 

中止になったのをいいことに一つ物申すとするなら、パンフでOBOGと書かれると明らかに男女分けされており居心地がよろしくなかったですかねぇ。そういう時の良い書き方がありますよ。「卒業生」「〇〇年(度)卒」。