ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

実母、襲来

昨日18:00、我が家で突然インターホンが鳴りました。通販は昼に来たし何だろうと思った刹那、朝に実父から来たメールを思い出して戦慄しました。

『朝の体温は問題ない様子、安心しました。暫くは安静にしてください。食べたい物があれば知らせてください。ママが配達すると言っています。』

これに対して私は

「食事に関しては現状問題無いので大丈夫です。」

と返信していました。*1強く出られない関係上「来ないでいい」とまで書けなかったのが私の弱さというか運の尽きというか。まさかと思いドアの覗き窓を見るとそこには実母の姿が。

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\ デーンデーンデーンデーンドンドン  デーンデーンデーンデーンドンドン /  

慌ててパーカーのフードで髪を隠し、部屋干しの洗濯物を外してベッドに置き、衣類や本で散らかっていた居室の照明を消し、1時間ほど前に塗った爪のトップコートの臭いに気付かれないだろうかと恐れつつ、ドアをほんの少しだけ開けて応対しました。実母からの身を案じる問いに大丈夫と答え、お見舞いと称した食料とトイレットペーパーを受け取り、感染リスクがあるからそろそろと私がお礼を言い早々にドアを閉め、ここま約1分。居室にも入れず玄関も跨がせませんでしたが、そこから数時間は手の震えと身体の冷えが止まりませんでした。時間的には一瞬だったので、宥めようと追い返してすぐに*2メールを送信。

私「散らかっていたので早々にすみません。物資ありがとうございました。ただ、仮にも感染症なので無茶はやめてください。本当にリスキーですし、そちらに何かしらうつしてしまい悲しいことにはなりたくないので。これだけ物資があれば大丈夫なので、私が何かヘルプを出さない限りは大丈夫と思って下さい。かれこれ1人暮らしも5年になるので。宜しくお願いします。」

実母『~~在中です。一人暮らしゆえに心配てした。(中略)又、近況を知らせて下さい。』

私「わざわざすみません。ただ、1人でやれているが故に一人暮らしを継続しているので、今回以上のことでもない限り今後は不要ですよ。心配もありがたくはあれど過ぎれば負荷。1人でやれる所まではやりますので信用のほどを。だるさは昨日より抜けてきているのでこのまま乗り切りたいなと思っています。移動と接触の分、そちらも帰宅後はすぐシャワーをおすすめします。」

実母『アホ、家族です

私「新型コロナウイルスでないだけ安心しましたし食料も助かりましたが、ママ達を危険にさらしたくなかったのでつい強い言い方になったことはすみません。(中略)改めてですが、お互いこれからも気を付けましょう。」

 

ここで一旦メールは終わりましたが、近くに潜んでいないか不安で暗くなるまで物音すら立てられませんでした。そうしていると、潜んでいなければもう帰っているであろう時間である19:50を回ったので、帰ったことを確認する為に実家に電話。

一応は見舞いへの礼をしつつ、COVID-19ではなくても感染症なので不用意な外出は慎むよう伝えるも、実母は『部屋にも入れてもらえなかった』ことを根に持っている様子 。その後実父に替わり「親と子供って関係とはいえこちらも大人で一人暮らしをしてるんだから大丈夫」と来訪は不要だった旨を話すも、『いや子供だよ』とあしらわれてしまう私。改めて感染症のリスクと自粛が叫ばれる現状を強調し「必要以上のことはしないで。こっちが何かしてほしかったらそう言うし、そうでなければ言わないから」と(私の中では)強めに伝えたんですが、実父は『必要以上のことをしたなんて思ってないよ』と話が通じず。

再度実母に替わり、「冷蔵庫も元々買っていた食料と合わせて満杯だし、もう連休明けまで大丈夫だから」としつこいくらいに来訪は不要であると示したのですが、『次(の物資)何にしようってパパと話してた所』と、あろうことか2度目の襲来まで計画している始末。「都内の方がリスク高いんだから」と釘は刺しておきましたが、どうも真剣に受け取っているとは思えぬ反応が続く中で電話を終えました。

 

…まず、これだけは言わせてください。

ふ ざ け ん な !

 

これまでも相当な過干渉ではあったけれど、私の言動を尊重された記憶は殆ど無かったけれど、まさかここまでとは思わなかったよ。感染力が強く特効薬も無いCOVID-19。緊急事態宣言が出て外出しないことを要請されている。実家のある東京都は全都道府県中で最も感染者が集中している。実母は50代後半、実父は70代前半。

それで、私が言わない限り来なくても大丈夫と伝えておいて、来るか?

 

「普通に考えて」という言い回しはあまり使いたくないけれど、普通に考えてやらないでしょうよ。そういうことをやってしまうのが、原家族お得意の魔法の言葉

家 族 だ か ら

あのね、家族関係にあるからって、優越な立場にいる者(親)が下の立場の者(子)に対して、問答無用・絶対服従で何をしたっていいわけではないでしょう?でも、原家族にとっては『家族だから』私が何を言おうが向こうがしたいことを"してあげる"のが当たり前。仮に私が負担を表明しようと。

また、「何かしてほしかったらそう言うし、そうでなければ言わない」というのは緊急事態宣言の発令以降、再三にわたって私が伝えてきたことなのですが。そしてそれに実父は本気度はともかく『わかった』と応えたのですが。これは「約束」と言いませんか?そして「約束を破って勝手に行動した」と言えませんか?

感染症のリスクも顧みず私の発言も無視して来訪もとい襲来する。表面的にはわかった風に反応しつつそれを無かったことにしている、或いは私が遠慮していると思い込んで自分達の意思を優先しているのでしょう。こんな"無敵の人"、私にはもう手に負えませんよ…。

 

本件に対して数名からありがたくもコメントを頂きました。約束破りであることに同意して下さったり、居室の片づけや引っ越しを提案して下さったり。労いのお言葉も。本当にありがとうございます。自宅待機が終わるまであと2週間。ジェンクリの次回通院まであと1ヶ月。2度目の襲来が無く過ごせれば良いのですが、その為にまずは私自身が回復して「大丈夫!」と示す所からでしょうか…。

物件探したけど良さげな所は全然無かったんだよね…。

*1:原家族にセクシュアリティは未カム、且つ今の私はマイコプラズマとはいえ病人。

*2:発言者で括弧を分けるのは以前の業界の癖だったりします。