認知的不協和の話?それはブドウな。
文字通りの意味です。最近、一気に高温多湿になってまいりました。ジメジメとして空気が淀み、不快な日も増えております。
そんな中、帰りの通勤電車で感じたことがこれ。乗客が多くなった夕方の電車は「酸っぱい」。体臭や汗が混じり合ってマスク越しでも息を止めたくなる程の刺激臭を感じます。空調や窓を開けての換気が意味を成さない。乗り換え駅を過ぎて乗客が激減したら和らぎはしましたが、終点まで息苦しい時間が続きました。
…と、自分もこういうことを感じるようになった事実は感慨深くもあります。ここ最近でしょうか、自分が今までより汗の匂いに敏感になったのは。今まで…少なくとも昨シーズンまでは、息を止めたくなるような苦しさは覚えませんでした。これもホルモン治療に伴う変化なのでしょうか。或いは単に加齢かも知れません。
しかし、自分自身が発する汗については逆により鈍感になったとも感じています。数年前は夏の練習から汗だくで帰ってくると刺激臭がわかったものですが。あの頃20代、今30代。ああは言いましたが、私が無自覚なままで異臭を振り撒いているとなっては迷惑だし恥ずかしいったらない。香水や制汗スプレーにも限界がありますし、汗を止める強めの薬も視野に入れて対策を検討中です。忌避する属性を自身が纏っていることを突き付けられるのは、非常に非常にこたえるのでね…。