ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

行ったつもりで

北海道!北海道!

……じゃないです。世代がバレますね。隠してないけど。

 

行ったつもりなのは中国と台湾。昨日は池袋にある中国系スーパー&フードコートの「友誼商店」「友誼食府」に行ってきました。チャイナタウンの様相もある池袋北口において一際本格的な中華料理が食べられると話題になっていたので、フリーな日を使って早速訪問。思い立ったが吉日。まぁ、食  べ  ロ  グ  で  や  れ  と言われそうですが、パス/リード絡みの出来事もあったし特に台湾はSDGs5に関して日本よりだいぶ進んでいるって辺りで一つご容赦下さい。

 

そのスポットは、駅から本当にすぐ側にありました。勉強会やほくろ除去で訪れて以来なので多分半年振りくらいの池袋。雑居ビルの4階が目的地。

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エレベータを出るとパッと見で日本語の情報が無く、強烈なアウェイ感。それもそのはず、本来は日本に暮らすチャイニーズの為のお店。以前台湾の屋台前で嗅いだことのある独特の「あの匂い」が鼻腔を刺激します。わかるかな。多分わかって頂けると思う、その土地の生活臭みたいなアレです。

連休中ということで日本人客も4割くらいはいたかな。フードコートで使うプリペイドカードを購入して席が空くのを待つ。しばらく待つと1人分の席が空き、前にご夫婦がいたのでどうしようかとチラチラ様子を窺っていた。すると妻の方が『後ろのお姉さんから先に』と譲って下さったのですが、夫の方は『じゃあお兄さんどうぞ』と見解の相違が。女性にパスして男性にリードされるって、逆はあっても珍しい気がしたぞ。

 

気を取り直して食事へ。まずは私が好きな四川料理のカウンターで汁無し担々麺を注文。

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ひっくり返すと真っ赤なタレが。第一印象は辛そうですが、胡麻或いはナッツ系のマイルドさの方が先に来ます。勿論、唐辛子や花椒の刺激も十分にあってバランスが良い。野菜もたっぷり。完全食では。

続けて砂肝とネギの和え物。

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これなんかはまぁ辛い見た目をしておいて、舌に付いた瞬間に感じたのは甘さでした。脳がバグる。でもその後に来るスパイシーさは確かなもの。口の中でどんどん変わる味と砂肝の歯応えの良さから、胃袋が許す限り無限にいける逸品でした。

最近は四川風だからと辛さや痺れに極振りしたものも各地で散見されますが、あれはチャレンジメニュー的な別物と捉えておいた方が良いでしょう。寧ろまろやかさ・甘さが主張している方が好みですね。

 

次は台湾料理へ。これまたバリエーション豊富だったのですが、胃の容量を考えて取り敢えず腸詰めをチョイス。

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染み出る香りと甘さが、九份で音楽仲間達と食べたあの味そのまま。1本あたりのお値段は少し割高でしたが、思い出補正も相俟って満たされました。台湾は私が初めて訪れた海外で思い入れのある土地。同性婚やオードリー・タン氏登用の件もあり、近い将来また訪問したく思っています。

  

上海系の点心にも手を出したかったのですが、残念ながら私の小さな胃は許してくれず。おやつにパイナップルケーキとココナッツジュースを買ってお店を後にしました。複数人でシェアしながら食べるのがちょうど良さそう。

しばらく他のお店で中華料理は食べられないな……と思えるほどの味に大満足でしたが、ここでは日本人はあくまでゲスト。これから日本人客も増えそうな雰囲気ですが、チャイニーズのお店を利用させて頂いているということを忘れず、節度を持って美味しい食事を楽しみたいですね。