という曲を「あつまれ どうぶつの森」のゲーム内で貰いました。起動したら推しの住民が待っていてパーティーに招いてくれるし特別な曲やメッセージは貰えるしで、朝から涙ぐむ32歳男性。
31歳の1年間が悪く言えば進めていない年だったので次の1年はどうしたものかと考えています。具体的な目標は経済的事情や各種忖度により前後する可能性が高いので、ちょっと抽象的な目標に。それは、自分のことについて常に「自分で決めたい」気持ちを持ち続けること。先日のジェンクリにて自分でもはっきり言えたことが不思議だったこの言葉。口に出してみて、支えられる気持ちの強い言葉です。
この数ヶ月は特にですが、私のセクシュアリティは誰かから不意にバレるもの・暴かれるものであり、カミングアウトの有無は自分では決められないものだと感じてきました。勿論事故を100%防げるとは限りませんが、できることなら自分で決めたいのです。それはカムだけでなく、色々な選択(とされる事柄)を。
移行前から、誰かの意思に沿ったり自身の選択と思っていても実は忖度や誘導の結果だったことは多くありました。「自分さえ我慢すればいい」というのは、縛られて苦しい側面がありながら楽なことでもあるからです。怠惰ゆえでもあり、いざという時に「だって○○が言ったから」と責任逃れもできる。そうした利得を我慢の一方で得てきました。波風を立てることよりもそちらが勝る。
ただそれで男性として生きることを辞められるかというと答えはきっと否。じゃあどうするか。恐らく、時に波風が立ってしまっても自分で決めてそう宣言していかねばならぬのです。30年以上もやれていなかったことをいきなりやれるかというと正直難しいとは思いますが、心持ちだけでも変えていかないと。
今までの忖度に大きく関わる原家族との関係性。親側の強制力や依存が強いように、自分側の相手に対するそれも強い。それによって単独での意思決定ができずいつも許可が必要だったのかなと。そんな気がしております。実母は今朝5:00に送りつけてきたメールで
一人っ子で寂しい部分もあるでしょう〜。家族…友人…親戚…、ベタですが、支え合ってこそ生活が成り立つものです。まだこの先2倍・３倍の人生が待っています〜繋がりを大切に健康第一で過ごして下さい。たまには、一緒にお食事しましょうょ。話したいこといっぱいです。
と。そして実父からは
誕生日は、自分の今を冷静にみつめる良い機会です。その上で、自分の将来を想像し、それに向って進むよう努力して下さい。健康が第一です。十分に気を付けて下さい。本当は、家族３人で誕生日を祝いたかったです。
とありました。水入らずで祝いたい気持ちが無くはないけれど、今まで言われてきたことを思うとその思いは口には出せません。法事の一件で落ちた「大切度合い」は、もしかしたら「執着度合い」だったのかも。ともかく、これら一見あたたかな言葉は残念なことに『ただし我々の望む範囲内で』とのおことわりが含まれるものと私には解釈されてしまうのです。真偽は置いといて。
こういう言葉の方に目頭が熱くなるのは、関係性が従来のそれとは変わってしまった故かとの思いが巡ります。今年は少なくとも即日返信・電話はしない。これは忖度しないことでもあり自分の中の依存を削いでいく為の試みでもある。そして何よりそう自分で決めた、一つの小さな選択。
原家族絡みに限らない話ですが、相手に呑まれず自分で自分について決めることを実践できる年にして行きたい。多分それが年相応ということでもあると思うので。
改めてメッセージを下さった皆様、ありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。ハードルは相当に高いかと思いますが生温かく見守って頂けると幸いです。
