ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

戻る恐怖

ふとした時に実感すること。汚い話でごめんなさい。

最後の注射は2つ前の金曜日。もうホル切れ期というやつの真っ只中です。夕方に差し掛かった頃でしょうか、マスク越しに鼻をつく匂いが僅かに漂いました。何かと特定にかかったところ、私自身の脇汗ということが明らかに。いやなんというショック、そして恐怖。もっと暑かった先月だって感じずにいられたのに。日に一度は入浴しているのに。

 

振り返ると、今日は薄めのフレグランスを付けて出ました。慌てて脇用デオコも塗り忘れていたかも知れませんが定かではない。そして確かに昨日よりは暑かったが先月ほどとは言えなかった。気候的にはそこまで悪条件ではなかったのに何故……との驚きがまずありました。思えば今日は自席でまとまった時間を使う作業が多く、脇を締めて蒸れていたのもあるかも知れません。ただ、先行したのは「男性ホルモン復活への恐怖」でした。

治療を始めて少し経ち、体臭は明らかに軽減されました。どうやら私はそれに安心しきってしまっていたようです。ホルモンバランスの変化で、それは容易に戻り得ます。特に私は元々男性ホルモンが物凄く多いので、女性ホルモンの血中濃度が下がると一気に逆転しようとするのでしょう。周りにまき散らしてはいなかったろうかと申し訳無くなります。元を断たないことには永遠にこの恐怖と隣り合わせな上、その緩やかだが確かな侵攻にこの身体はきっと負けます。*1元を断とうにも年内が怪しくなってきているのが更にしんどい。

体臭ケアなんて不意のものへの対策も含めて当たり前にすべきことですから、どんなに忙しくともそれを怠らないのは言うまでもありません。ただ、男性としてのホメオスタシスに如何にして抗うか。こればかりはやはり一筋縄ではいかない難敵です。

*1:試算の結果、来年に引っ越しができなくなる可能性がかなり高い。