服の経年劣化や売却に伴い冬支度が遅々として進まぬ今日この頃。ニットやアウターといった冬物の新調をしようと慎重に検討中。デザインと機能性は重要な判断基準ですが、新たに検討すべき材料が出てきました。
それが繊維。私は元々かなりの静電気体質で、冬が嫌いな一番の理由に静電気を挙げる程。ニットは好きだけれど、何としてもあのバチバチを避けたい。ということで、真剣に繊維と向き合ってみることにしました。
詳しくは専門のサイトに譲りますが、繊維の中には帯電しやすいものとしにくいものがあり、且つ電荷のプラス・マイナスによっても反対同士を組み合わせる程に帯電しやすくなってしまいます。例えばプチプラニットでよく見掛けるアクリルはマイナスに強く帯電するので、ウールのアウターと組み合わせようものなら大変なことに。このせいで先程、デザインは良かったチルデンニットの購入を断念しました。
安くて選択肢も多いのでアクリルやポリエステルには手を出したくなりますが、やっぱり帯電しにくい繊維の筆頭である綿を使ったものを中心に選びたいところ。こればかりは多少値が張っても日々が楽になるので投資は惜しみたくないなぁ。デザインも厳選したいけれど、ケーブルニットでオーバーサイズ或いは長めの丈で更にはVネックとなるとこれが見付からない。特にVネックは肩幅を隠すのに最適なのに。冬が来る前にいいニットにめぐり逢いたい。
……と、こんなことを考えられるようになったのが昨夜から今日にかけて。パス度についてが終日頭をぐるぐるしていた先週とは少し心持ちが違う気がする。観劇ひとつで持ち直すとしたら安い女(ｵﾄｺ)かも知れないが、そういう力を持つものまたエンターテインメント。
