ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

ホルモン注射 35本目

治療継続ということで、土曜日のジェンクリで例のごとく注射を打ってきました。Nsさんから開口一番『今日は雰囲気違いますね』と。午前中の用事の関係で、私も意識して普段はしないスタイルを取ってみました。ブラウスのレイヤード。しかし丈の長いトップスばかり持っているせいで、むりやり折らないとレイヤードに見えないという罠。Nsさんのコメントに対する私の「ただの男性ですけど」との返答には別段反応を頂けずでした。

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場所はいつもの左肩。出してから『肩の力抜いて下さいね』と指示される。力を入れている自覚が無かったのですが、どうやら無意識に力が入っていたようです。その状態から、自分では力を抜いたつもりの状態になって受け入れた針はまたも痛い!まだ力が入っていたというのか。で、注射後に息を吐いたらまだ肩が下に落ちたわ……肩ってここまで落ちるのね、とびっくりした。これが毎回できれば痛みも軽減されるのだろうか。痛みについては場所の細かな差もあるのでしょう。力みについてはリュックを背負っていることもあったのか、普段の姿勢の影響なのか……昔からの癖で力みがちというのがなんとも。

 

最後は絆創膏を2枚重ねて下さったので何故かと訊いたら、白いブラウスに『血が付いたらいけないので』と。小さな心遣いが身に染みます。帰宅して着替えたら、液漏れも無いし血もついていなくて嬉しかったです。ありがとうございました。

ついていないのが「ち」ではなく「ち○」に早くなりたい。そんなことも思ったり。この2週間は、視界に入るあらゆる男性を観察するよう努めました。そしてやっぱり、自分が同化していくことを想像して耐えられそうにないと改めて思いもしました。性別移行の継続可否などという極端な考えで自暴自棄に陥るよりは、「年末の職員健診で髪をどう隠すか/切るとしたらどうするか」という現実的・建設的な作戦を詰めていくべきなんですよね。