ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

肌交換してください

と、言われました。

今日は年明けに本番がある演奏企画の練習へ。大型楽器は本当に久々だったので、ひぃこら言いながら運搬と演奏をこなして満身創痍。割と知り合いが多かったのですが、同じパートに一人初対面の方がいまして、その方に言われた言葉です。

彼女は私と同い年の純女さん。お昼の休憩時間に隣の席から唐突に『肌綺麗ですねー、化粧水とか何かやってるんですか?』と言われて慌てる私。このボロボロの肌に何を……と思い否定をしつつ、最低限のスキンケアをしているとも併せて返答する。すると次に出た言葉が、『えー肌交換してください』でした。

 

私としても交換はできることならしたいと思いました。ご本人自身の評価はともかくとして、私よりよほど綺麗に見えたので。顔は同じくらいの色黒でしたがきめは細かく、腕は白くて毛穴が目立たない。実に、生まれながらの女性には敵わないと思い知らされます。

それに、向こうから訊いてきたケア方法が化粧水だけというのも、暗に『男の割には』と考えているのが透けて見えてしまいます。確実に同じ土俵ではない。乳液とか美容液とかファンデーション、と出てこないのだから。私の肌への評価を正しく言うなら『女の私達には遠く及ばないけれどまぁマシな方なんじゃないの』ですかね。当然ですがこの企画に私は男性として登録しているので(他に選択肢もありませんが)、相手もそれはわかった上での上述のやり取りではあります。ぬか喜びだと分かっていて一瞬でも喜んでしまう自分が情けない。

 

マチュア演奏家同士の関係性には何ら影響の無いことではありますが、どうしてもこういうちょっとした会話に敏感になってしまいます。……なんか、数ヶ月前にもそっくり同じような記事を書いた気がする。

肝心の私のボロボロ肌は、ほくろのダウンタイムが落ち着いて且つ懐に余裕が出た段階でレーザー治療を受けたいと考えています。できれば来年の内には。