らしいです、私の手。
本ブログでの登場は久し振りな"いつものパートさん"シリーズ。今日、お昼前にこんなことを言われたんです。
『(私)君ほんっと綺麗な手ぇしてるよねみずみずしくて』
「いやそんなことは」と咄嗟に否定から入る私。どんなにケアをしても純女さんには敵わないことは(まさに)肌で知っているので。パートさんは
『あたしなんてもう50(歳)入るとガッサガサだよ。ほら、ハンドクリーム塗ると指サックが滑るじゃん、それで紙めくるのに支障が出るからあたし仕事中にハンドクリーム塗らないんだよね』
と続ける。大量の紙を扱い指サックは避けられない仕事をされているのでその気持ちは大いにわかる。なので「あーわかります、指サックがクルクル回るんですよね」と同意の返答。
その時内心思っていたこと……「でも自分はハンドクリーム塗りますけどね」とは言いませんでした。作業中に煩わしいのは確かだけれど、だからと言ってケアを怠ればたちまち荒れた大地になってしまう。それが嫌なので、仕事中も結構な頻度でハンドクリームは塗っています。多分男性職員の中では唯一、そして一部女性職員よりも頻繁に。保湿成分が十分に入っていて且つテクスチャが油っぽくないものを探しに探して見つけたお気に入りのやつをね。
「これでも指先の方は結構ガサガサで酷いもんですよ、昔っからささくれも多くて……」と事実を付け足してはおいたけれど、それでもパートさんにしてみたら羨ましいらしい。私もあなたの手が羨ましいですよ。関節の所がゴツゴツしていないし毛穴も目立たないし。そういう所で純女さんには敵わないと感じますね。
余談ですが、話の流れで「言うて昭和生まれの手ですよ」と言ったら、『え、そうだっけ?いつ?』などと予想外の言葉が飛んできました。前に会話の中で伝えたことは確かあるし、だから『あーまぁ確かにそんな感じはする』といった返しを予想していたのですが。改めて年齢をお伝えすると、『もう32なの?30かそこらだと思ってた』という嬉しいお言葉を頂戴しまして。ほんの僅かですが若く見られましたよ。どういうことなの。ずーーーっと実年齢+10~15歳で見られてきたこともあって、ちょっと信じられない。手だけは若見えするのかしらね。
『20年後にはガサガサになるよ』と言われてしまいましたが、そうなるか否かは日頃のケア次第ってことで。