ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

ホルモン注射 40本目

えーと、まず最初に言わせて下さい。

痛い! 重い!

初めてお目にかかった年配のNsさん。打たれた場所はここ最近多かった肩の上ではなく割と下の方でした。ギリギリ上腕とも言える箇所。刺された瞬間こそ痛みは強くなかったものの、薬液の注入がとてもゆっくり(良く言えば慎重)でググググっと鈍く入って来る感じ。1.5Aでも流石にそんな大量じゃないでしょって思う。針を抜かれてからも、動かす腕の重いこと重いこと。慣れてきた筈なのですが、それでも歴代トップクラスに思えました。

注射後の眠気も久々にガッツリと来ました。用事を全て済ませた帰りの電車ではあわや寝過ごし寸前。その後帰宅しても使い物にならず、2時間半程眠ってしまい気付いたら夜になっておりました。日の入り近い時刻とは言え、まだ明るい時間を無駄にしてしまうのは罪悪感が強い……。朝の内に打つと場合によっては午後の予定に支障をきたしかねないので、その辺の調整もできるならした方が良さそうです。

 

主治医にも1.5Aに変えてからの体調の変化は全て報告。1Aの頃は殆ど感じたことの無い「乗り物酔いに似た感覚」をホル切れ時に覚えたことについては、『ホルモン値の落差が大きくなった』ことが影響しているのではないかとのことでした。

個人差が占めるものが大きいホルモン治療にあって一般的見解で語れることは限られますが、無手勝流で進むよりは医師の言葉に耳を傾けるべき。自分の傾向は自分で把握しつつも、それだけではいけない。摘出を考えているならなおのこと。不必要に自分の身体を損ないたいわけではないのでね。