ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

ホルモン注射 41本目

昨日の注射は肩のかなり上の方に打たれましたが、さほど痛くなく終われました。針そのものよりも薬液が入っていく感覚の方が痛みというか不快感は強いですね。塗り薬も金曜日で尽きてしまったので、新たに出して頂きました。これでしばらくは大丈夫。あと肩の重みが殆ど無いのは珍しいしありがたいです。

 

とは言え、寒くなってからは特に顕著なのですが、注射当日よりも翌日の方が「使い物にならない」ことが増えたと強く感じております。そもそも当日は通院の為に外出しているし効き始めるまである程度の時間(4~5h)がかかる。帰宅が遅くなる場合でも多少の眠気は跳ねのけるか電車内で寝るかして、身体は動かして気合で帰宅まではするので致命的な問題ではないのです。それが注射翌日はどうだい。酷いザマですよ。ふわっとした眠気や疲労感で意欲も乏しくなるし、それで結局ほぼ何もできずに1日が終わってしまう。やるべきことは決して少なくないのに、無為に過ごしてしまったことの罪悪感よ。疲労回復と休息を言い訳にしたいけれど、それだけじゃ失った時間は取り戻せません。

いわゆる「ホルボケ」の他に*1最近はあまり発言者を見かけない「ホル病み」が重なっている可能性もありそう。ですが、最近急増している街の人々からの視線やヒソヒソ話は事実だし、それで自分の外見の男らしさ……もとい不審さを突き付けられたからと言って、ホルモン投与が落ち込みに影響していることはあり得ない。現実を直視して正しく絶望することは必要な営みであり、それにより性別移行者ではなく長髪の男性として生きる道を模索することは決して間違ってはいないので。冷静な判断・現実的な判断は気分が上がっている時にしても意味は無いですからね。自身に向けられる称賛ではなく、批判・非難・奇異の視線をこそ受け止めるのが、今後の身の振り方を考える上ではあるべき形ではないでしょうか。

 

なんだか注射と直接は関係の無い話まで逸れてしまいましたね、すみません。取り敢えず洗濯と食事の買い出しとゴミ捨ての準備くらいは最低でも終わらせてこようと思います。

*1:検索しても相互の"戦友"さん+ごく数名しかおらず。