ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

マイコプラズマ感染から1年

実は去年はそんなこともありました。

 

新年度が始まってさぁこれからだという時に、月曜日は午前中から何やら熱っぽく。頑張ろうにも気合いが入らず、四肢の痛みはあり集中力は途切れで早々にギブアップ。急遽午後半休を取って翌日に備えていたのでした。しかし翌日にはついに発熱。臥せっていましたが結局回復はせず……。この直後に弊社は緊急事態宣言(1回目)に伴う休業期間に入るのですが、当時は帰国者接触者相談センターにもまともに電話が繋がらず、かかりつけに行こうにも急な発熱は受け付けずと散々。COVID-19感染第一号か、との心配が日に日に募り不安で落ち着けなかったことを思い出します。

発熱から2週間経った頃でしょうか。乳腺外科でお世話になっていた総合クリニックが発熱外来をやっていると知り、そこで検査と採血を受けてマイコプラズマ感染症と判明。抗生物質を服用してからはそれまでとは明らかに異なる改善の曲線を描き、無事に復帰と相成ったわけです。

 

……と、こうして振り返ってみるとあっさりしていますが、当時はそりゃもう不安ばかりでどうしたらいいやらですよ。体温は安定しないし医療機関にもかかれないし。現在の感染再拡大も心配ですが、それ以上に国全体として諸々の体制が*1整っていなかった故の「地に足のつかなさ」は今には無い感覚だと思っています。

あれから1年。COVID-19には他の職員も親しい音楽仲間もやり取りの多い"戦友"の皆様も私の周りでは感染の報を聞きません。対策は怠らず、でもどうかこのまま自分も周りも斃れること無く過ごしたいものです。

*1:今も整っているとは言えませんが。比較としての話ね。