ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

2等級

7月になりました。弊社では昇進や異動がこのタイミングで行われます。うちの部署は特に動きも無く、医療チームの昇進が数名。情報が朝礼までに漏洩しないように物凄く厳格に管理されているなぁと毎年思います。自分の部署でも知るのは7月1日だもの。

 

で、朝礼を終えて自席に戻ってすぐ、次長から『1分だけ!いいですか』と身に覚えの無い呼び出しが。本当に何だかわからず「いよいよ懲戒解雇か?今までの容姿のことか?いやそれなら部長もいないと不自然だ……」などと別室に行くまでの数秒で考えを巡らせていると、次長から出たのは思いがけない言葉でした。

 

『(私)さん、2等級になりました』

 

弊社の等級制度では、ヒラの下が1等級。次にヒラの上が2、主任が3、そこから先は、4・5……と偉くなるにつれて数字が上がっていきます。どうやら私はこの度1→2等級になったらしい。仕事の評価から判断したとは次長の談ですが、言われた瞬間に「まだ早い」と感じ、それがつい口に出てしまいました。正直、早くても再来年あたりの話だと思っていました。こんないつクビになるともわからぬ爆弾を抱えた身にこうした評価が与えられるとは……偉い人達の意図はわかりかねますが、身の引き締まる思いです。

しかしこれは、弊社での私の等級が頭打ちになったことを同時に意味します。うちの部署は*130代半ば〜40代前半だけで構成されており、上のポストも既に埋まっています。年齢層がとても狭いので、今いるメンバーが辞めないと仮定すると、等級が据え置きのまま定年を迎えることになります。私だけでなく定年ラッシュも起こるかな、多分。そうならない内に手は打つと思うけど、基本的には欠員補充なので急速な入れ代わりは望めない気がする。

 

ちょっと話が逸れましたが、今のポジションでやれることはやっていきたいとは思っていますよ。*2マネージャーよりプレイヤー気質なこともありますし、役職があることでの下手な重圧とも縁は無いしね。私はこういうスタンス。せっかく今の業務が合っているので、クビにならない限りはしがみついていきたい所存です。薄給はそれと割り切る。

……でもなぁ、これだけでも私には重荷っぽいぞ。

*1:平成生まれが一人もいない。

*2:管理能力が無いとも言う。