ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

1回目の副反応

接種から1日が経ち色々と副反応らしきものが表れてきたので、記録の為に記します。

 

打たれて10分後くらいから出てきた左手小指周辺のピリピリ感だけの状態は2時間後まで。それを過ぎると肘の辺りまで刺激を感じる範囲は広がってきました。この段階でシャワーを浴びる。3時間が経過した頃には、ホルモン注射の時にもよく体験している「あの」肩の重みを感じるようになってきました。4時間後から、ほんの僅かではあるものの乗り物酔いみたいな気分と眠気が出てきて、様子を見つつ5時間経過の時点で入眠。なお、普段に比べてだいぶ入眠時間は早い。

翌朝起床時の体温は35.8℃。14時間経過時点で肩の重みはホルモン注射のそれより強くなっており、腫れて熱を帯びているのがわかる。この時点で倦怠感は無く、寧ろ冷房の影響と思われる月・火曜日の方が身体はしんどかった気がする。

昼食を摂り20時間経過。食事前の体温が36.1℃。左肩は見て明らかにわかる腫れ方をしており、腕を肩より上の位置に持っていくのはかなり困難。そのままゆるゆると過ごしていたら24時間が経過し、その時点での体温は35.9℃でした。

 

と、これで終わった訳ではなく、夕食まで少し仮眠して起きると身体に強めの倦怠感が。体温はあろうことか36.5℃。私の平熱を考えると、微熱の入口とも言える高さに。四肢を中心にピリピリする感覚も発熱時のそれと酷似。冷房のある部屋にいる時間や日中にうつらうつらした時間が長かったことも影響はしていると思いますが、体温も含めて考えるとどうもそれだけではなさそう。継続してモニタリングが必要ではありますが、接種翌日の活動を制限される程の副反応ではない……即ち軽い部類であるように現時点では(20:45)思います。

 

でも実は、副反応がさほど強くなかったことを「悔しい」と感じてしまう自分もいるんですよね。弊社弊部署は女性比率が高いこともあってか、ワクチンの話題になるとほぼ必ず『女性の方が副反応が強いから』という発言が出てきます。エストロゲンが免疫反応を強くすると言われていることから、強い副反応は当該物質の血中濃度が高ければ生得的女性に限らずあり得ることだと言えます。事実、トレーナーの主任は明らかな発熱をして肩の痛みで何度も起きてしまう程だったとのこと。しかし、私にはそこまでの副反応は無かった。X染色体も免疫反応を強める一因と考えられていることや、私に起こった副反応が軽微なことから、やっぱり自分は身体男性であるという事実を突き付けられて悔しいのです。職場で副反応の話をしたらほぼ確実に『やっぱり男性だから弱かった』と言われるでしょうしね。

 

副反応が弱くて悔しいなどと言うと『女性を馬鹿にしている!』『女の苦しみも知らないで!』との非難は免れないとも思います。そうなのかも知れません。であっても、やはり生物学的な差に直面するとショックなものはショックなのです。

副反応の男女差は下記リンク先の記事をご参照ください。

www.asahi.com