ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

除睾哀史 #2 術後2日間の過ごし方

さて今回は術後の話。ダウンタイム初期に当たる48時間経過の所まで書けることを書いていきます。

 

クリニックを出てからは一応歩けるけれど、自分の意思に反してどこかぼーっとしている感覚は否めない。静脈麻酔の影響ですね。取り敢えずお腹が空いていたので、まずは昼食から。戻すとかも無く完食し、鎮痛剤と抗生剤の服用も開始。療養期間用の食材を買い込んで帰宅しました。

自宅で落ち着いてまず感じたのは腰の痛み。どうしても創部を庇うように反り腰ガニ股で歩かざるを得なくて、当日はずっと腰が痛かったです。麻酔や坐薬の影響も手伝って、創部の痛みだけに意識が集中しなかったのは幸いだったかも知れない。というか、めっちゃ歩きにくいです。「下にもう1本生えている」ような固定のされ方をしているので、下手に脚を閉じられないし走るなんてもってのほか。僅かな段差でも負担に感じます。昨日も急な買い物や手続きが発生して駅前まで歩かなければならなかったのですが、速度も普段の半分くらいにならざるを得なくてしんどかった……。翌日から仕事とか、私は無理です。

 

で、この2日間何よりも辛かったのは睡眠!痛みのせいで連続して眠れない!!この期間は「ずっと同じ姿勢を取っていると創部が痛む」ので、仮に眠れても冗談抜きで1時間おきに痛みで目が覚めてしまいました。その度に起き上がって姿勢を動かして痛みがマシになったらまた眠って……を繰り返す。初夜は頓服の坐薬も挿入しましたが、それでも効き目はあまり感じなかったですね。おかげで熟眠感が全く無い。明日には仕事復帰なので3日目以降で改善されると良いのですが、どうなることやら。

次に辛かったのは排泄まわりでしょうか。大小共に、創部が汚れないようにと気を遣いながら。ブツの向きやら何やらを普段よりも意識せざるを得なかったのが精神的にきつい。あともしかしたら、下着がボクサーパンツだったせいで創部を圧迫していたのかも知れない。めっちゃローライズにして物理的な負荷をかけまいとはしたけれど、この時ばかりはゆとりのあるトランクスがあっても良さそう。

 

この辺がダウンタイム初期で辛いことだったんですが、創部の痛みは勿論ずっとついて回っています。初日こそ傷そのものの鈍痛という印象でしたが、その後のキリキリとして時に冷えた感じの痛みは傷というより圧迫に伴う痛みだったのだと思われます。

そしていよいよテーピングを外す段階に入ったのですが、ここでまさかのトラブルが……。本記事更新時点では一応解決済ですが、後に続く当事者の参考になるように次回記事で余す所無く記していきますね。