ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

そして断薬へ……

この木・金曜日と、循環器内科にて久し振りのホルター心電図検査でした。なんだかんだ1年以上やっていなかったので、主治医とそろそろやりましょうという話になりまして。前回通院からの1ヶ月間は記録すべきと感じるレベルの症状が無かったので、変わり無いと良いのですが。ホルモンバランスも変わっているはずなので、さてどうだか……。

 

結果、主治医から開口一番に言われたのは『症状無しですね!』との言葉。なんと、24時間で『2回くらいしか(期外収縮が)出ていない』そうで。しかもそれが『健康な人でも出る不整脈』。健康でも……?と思いましたが、『不整脈が出ていても受診していない人の方が多い』とのこと。改めて気付かされたけれど、やっぱり白黒じゃ語れないですね。

いつの間にか「不整脈がある人と全く無い人」の二極で自分自身が考えていました。日頃の考え方にも政治思想の影響が濃く出てしまっている。気付いた段階から脱するに至るまでがまた長いのだと思う。

 

話を不整脈に戻すと、この結果を受けて主治医から『薬やめてみますか?』と提案されました。私の場合は『医学的には適応ではないけれど症状があるから(薬を)出している』状態。初期のエコー検査で器質的な原因が無いこともわかっています。なので、『睡眠とか自律神経とか精神的なものとかの方が大きいと思いますよ』と主治医。そう言われると返す言葉もありません。夜更かしな割には起きるのがいつも早く、症状が出始めたのは現職入職直前。この頃は前職退職に際するドンパチがあったし、ここから半年後にジェンダー外来への通院もしだした。身体に出過ぎ。

勿論いきなり断薬すれば反動で症状は出てくるだろうし、年を跨ぐと精神的に負担のかかる出来事は 確 実 に あります。生活リズムも乱れ易い。なので今月はひとまず同量、来月から半分の量にしていくという方針になりました。

 

もしかすると、今置かれている社会的環境を変えることが寛解の近道なのかも知れない。だからと言って容易に変わりはしないのだけれど。職場!実家!敵はあまりにも強大。自分の外見やホルモンバランスといった課題もある。それでも、症状が和らぐ可能性があるとわかっただけでも収穫です。まずは寝落ちをやめねば、ね。