ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

寿司

を、食べました。本当にそれだけなんですけど、まぁ日常記事ってのがあってもいいでしょう。24時間365日ジェンダーのことばかり考えているわけではないのでね。

 

今日はもうすぐに迫った公演の通し稽古。ちょっと遠めの現場だったのですが、近くに回転寿司店があるという情報を耳にしまして。で、昼休憩の時間にさっそく行ってきました。何のことは無いチェーンの回るお店なんですが、COVID-19対策が敷かれているんだなと感心しました。注文は全てタッチパネルだし、パーテーションも高めの位置まで設けられている。落ち着いて自分のペースで食事ができるのは良いものです。

本当にご無沙汰だったせいで、どのくらい注文すべきなのか相場がわからず一人で慌てていました。結果、食べたのは6皿と味噌汁1杯。スーパーの寿司とは明らかに味が違う。炙りネタで舌が幸せになりました。醤油ではなく塩で食べた炙りえんがわ、最高。麺類とかデザートもあったけど、邪道と思ってしまうのは古い人間かしら。寿司らしい寿司を食べたくて。ほら、一人暮らしすると魚ってガチで食べなくなるから……。

 

そう言えば寿司屋に行ったのって、なんと9年前が最後だったんですよね。父方祖父の七回忌以来。法要を終えてから両親と寺の近くの寿司屋(回らないけどチェーン店)に入ったのが最後。あの頃はまだ自分がどう生きたいかも見えていなかった。「毒親」という言葉は知った後で、「アセクシュアル」という言葉に出会ったかどうかみたいな頃だったんじゃないかな。少なくとも、結婚と子育てをする未来だけは幾らイメージしようとしてもできませんでしたね。両親からは強く期待をかけられましたし、今もそうですが。諦めてもらいたいが、どうしたものか。