ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

2022年度 委員会

職場の委員会活動の配属が発表になりました。結論から言うと、私は今年度から続投。営業をトップとした最も大規模な会に再び身を置く羽目に……。どんなに遅くとも今秋には、鎖骨まで伸びているミディアムヘアを切らなくてはなりません。

 

ここでの仕事の一つに、あらゆる取引先の方々を集めての年に一度の大接待会があります。入職1年目にもお手伝いで駆り出されたのですが、身だしなみの注意として当然「男性の髪型」もありました。当時はジェンクリへの通院を始めたかどうかという時期だったので、長さはまだまだメンズのマッシュ。しかし内心では窮屈に感じていて。

数年経ち、今は髪も随分伸びました。隠し続けてごく一部の人以外には伸ばしていることすら気付かれずに過ごし、懲戒や断髪勧告を辛くも逃れられております。けれども周りが「気付いていて黙っている」=私を泳がせている可能性もゼロとは言い切れない。それで秋になれば『しめた』と言わんばかりに、名指しで切れと叱責し私の"正体"を暴こうとするのでしょう。「お客様の前に立たせるのに相応しくない」のは自分が一番よくわかっているし、それだけでなく"正体"にまで言及されるような事態になったら、もう職場には居られません。髪を切らずにいると強制的にカミングアウトさせられる状況が来るくらいなら、そうなる前に自分から切ってその日をやり過ごすしか無いでしょうよ。当日は実家の法要よろしくジェルでガッチリ固めてやろうか。

 

同じ委員会に"例の保健師さん"も配属になっているのが救いでしょうか。何かの折に相談できる可能性がある。そこに依存していると足元を掬われますがね。この事態を避けられるとすれば、第6波以上の規模の第7or8波。そんな危険で不謹慎なことを考えたくなって自己嫌悪。最長で残り半年のミディアムヘア、休日だけでもエンジョイしよう。