土曜日。休日でしたが仕事と同じ時間に起きて支度して外に出ました。先月予約していた、*1乳腺外科でのエコー検査の日だったからです。朝一の枠に検査をねじ込んだ形なので、そんなにのんびりゆっくりもできず。既に気温も上がっていて汗だくになりながら病院に辿り着きました。
受付をしてからの流れはまぁ自然で。円滑なのはそうだったのですが、それよりも「自然」。これは私がGIDでホルモン治療をしているという事情をカミングアウトしているが故のことと思いますが、訳アリの患者だからと言って特別に詮索されなかったのは、いち患者としてとても安心できました。「ただの一人の患者さん」として必要な検査を受けて、その結果に対する説明を受ける。このプロセスをノイズ無く辿れるだけでも本当にありがたいことなのです。
結果も幸いなことに、異常所見無し。張りを感じる部位は正常な乳腺の発達によるもので、病的な状態ではないと言われ、二重にホッとしましたね。生まれの性別的には「女性化乳房」という診断になるそうです。『ホルモン補充は続けておられるんですよね。触ってみて硬かったり痛かったりすることがあればまたいらしてください』と言われ、2年ぶりの乳腺外科受診は終了しました。
乳がん検診としてではないけれど、こうして検査を受けられる環境があることに感謝。病院によっては、家族やパートナーの付き添いを含めて男性お断りの所も結構ありますからね。しばらく大丈夫そうですが、また何かあったら頼らせて頂きます。
*1:体内を診てもらいましたわ〜乳房おエコーですわ〜。
