ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

訴訟

昨日の昼、驚くニュースが飛び込んできました。身体の性別よりも性自認を優先する考えについて慎重な議論を求め活動している女性スペースを守る会が、横浜地方裁判所に提訴されたというのです。原告は、大阪公立大学特別研究員で台湾出身のゲイ当事者でもある劉靈均氏。詳しい経緯は下記のニュースに詳しいです。

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私としては、『何の力も無い市井の女性達』によって設立された*1「守る会」を『悪質トランス差別団体』とするのは誹謗中傷が過ぎる気が。しかし一方で、今回の件以外にも個人情報漏洩やアウティング推進といった数々の疑惑が取り沙汰されているのもまた事実。会側からの慰謝料要求は1ヶ月半ほど前のことでしたが、先日のトランスマーチを受けてジェンダークリティカル論壇の反応が多く見られたことも、氏による此度の提訴を後押ししているように感じます。

 

防犯・治安維持も*2アウティングや就業差別の解消も、等しく重要なこと。しかし、劉氏の代理人である*3神原元弁護士は神奈川県弁護士会から懲戒相当とされており、一方で守る会代理人*4滝本太郎弁護士側の懲戒請求は棄却されている前例があります。こうした過去のことを見ると原告側が不利にも思えますが、結果や如何に。判決次第でトランスジェンダー当事者を巡る議論の潮目が変わる訴訟になる予感。引き続き動向を注視しましょう。

*1:或いは立場によっては「女スぺ会」とも。

*2:余談ですが、「アイデンティティの尊重も」と書こうとして止めました。それが大事なことであるという認識が自分にはどうも持ちにくいもので。この件は改めて記事にできればと思います。

*3:レイシストをしばき隊の初期メンバーにして顧問弁護士で、ヘイトスピーチに対抗する人権派として知られる。

*4:オウム真理教事件の裁判や対カルトへの取り組みにつき有名にて。