ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

髪切りました?

とか、訊いてくれるな頼むから。

 

今日、執務室で掃除当番の作業をしていたら、隣で作業中だった同じ当番の方から唐突にこう声を掛けられました。定時直前であまり時間も無かったし、職場で他の人にも聴かれる可能性がある状況で、私が最も訊かれたくない内容。なので、作業を急ぐ素振りを見せながら『まぁ、多少は』と答えてやり過ごしました。

毛量はともかく長さはそこまで変えていないのだから、嘘は言っていない。けれど、私が髪を切ったことに気付いたということは、それ以前の髪型にも最低1回は意識を向けていたということ。あの場でさらなる追及を受けなかったのは幸運でした。『切っても長い』だとか、『もっと短い方が良い』だとか、『何処を目指している』だとか、そんなことを言われた場合に断固として自分を貫ける自身は私にはありません。"世間一般"や規則の正しさを前に、私のあり様はただの逸脱で責められるべきものでしかない。

 

今回切った長さが自分の中では下限だと先日の記事で啖呵を切ったはいいが、早々にそれが覆る可能性も頭に入れて置いた方が良さそうです。それでも「せめてもの抵抗」として、襟足を切るに留めたいけれど。