ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

711ページ

一度クラファンが頓挫してからというもの、待ち続けていた「TERFと呼ばれる私達」の書籍。こちらが昨夜よりAmazonにて電子書籍で予約開始されたので、その日の内にさっそく予約をしました。

なんと711ページの大ボリューム。執筆者にもよく名前を見る論客が揃っており、編者さんの手腕が窺えます。やむを得ないことではあっても、素性を明かさず活動するのが勿体無い。週末のリリース日に向けた期待も広がりますね。

 

これを「ヘイト本」だということで糾弾したり不買を表明したりといった動きは早晩出てくることと思います。しかし、対立する立場であっても、「論敵の視座」がどんなものかを知る点では意味のある書籍だと信じています。トランスジェンダーを巡って様々な言説、時に流言飛語が飛び交う昨今だからこそ、双方の立場の意見を等しく見てできるだけどちらかに偏らなく在ることは大事だと思います。

私達は「極論vs極論」の両端にいるのではなく、間にあるどこかで各々が「折り合い」を付けて生きているのですから。