ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

捨てた下着

来たる引っ越しに向けて、亀の歩みながらも断捨離中の私。衣類を捨てるのは勿体無いけれど、使わない物を持っていても……との思いで、いわゆる「胸当て」を処分しました。ここだけ見てデトランジションだ何だと述べるのはまだ早いので、まぁ続きも読んでください。

処分した下着はポリエステル製の、ひと目で"それ"とわかる典型的な形のもの。薄くて蒸れにくいので重宝していたのですが、哀しい哉、AMABの私の体格には合わない部分も多くありました。パッドの位置を調節できるコットン製のものと異なり、いわゆる離れ乳には合わない設計をしていたという話。「でも着続けられるのでは……」との思いもありましたが、*1何度か着用する中でやはり合わないと確信し処分するに至った次第。擦れて赤くなったりずれてきたりしてしまっては、どうにもなりません。

 

こうなると、そもそも「胸当て」を着用する機会自体が無くなる日も近そうです。平日は当然無理だし、休日も趣味関係者を筆頭に顔見知りと会う時は着けない……というのは徹底してきましたから。友人知人の中には事情を知っている人もいますが、対外的には男性にしか見えず男性として通している以上、"胸"など異物でしかありません。ホルモン投与によって変わったかどうかもじっくり見ないと判らないレベルなので、別に着けなくても支障は無いだろうと判断。コットン製の方は一応残しておきますけれど、箪笥の肥やしになる未来が見えていますね。

 

本当なら試着して自分に合った物を選べるのがベストですが、私がやったら怪しげ目的男と見做され一発でお縄に。それを思うと、そんな機会も無く着ける必要性がある程にも育たなかったことで、「波風を立てない」という望ましい所に落ち着いてくれたのではないかと思うばかりです。

*1:当然ですが休日のみ。