駅前に日用品を買いに出ていた時のこと。そろそろレジに並ぼうかと思ったら、職場の人に似た姿を見つけ、反射的に踵を返している私がいました。ご本人か確証こそ持てなかったけれど、あの背丈に髪型と服の傾向……70%くらいの確率でそうだった可能性がある気がします。自転車通勤をしている方なので近所に住んでいるのはおかしくも何ともない話。会釈するでも声を掛けるでもなく、まず取った行動は「避ける」でした。
私服をあまり見られたくないというのはあったけれど、そもそも私服では"支障の無い"格好を選んでいるわけで。奇抜なケバい装いはしていないのだけれど、それでも私の"正体"を見抜かれては困るので、基本的には職場の人と顔を合わせたくはないのです。難儀なことで。いっそ、私だと気付かれないような格好もアリなのかもしれないけれど、それをしてしまうと群衆から浮くだろうし自分も本意ではない。今回のような対応が現状でできるベスト……ということにしておきましょう。
思い返せば小学校時代から自分が外出している際に学校の人間に姿を見られるのは嫌でした。マトモに通えていなかったせいもあるけれど、あの頃から人目だけは気になり続けている。治らないものなんですかね。
