ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

イライラ

することって、今まであんまり無かったんですよ。ホルモン投与の周期に関わらず。そりゃあ、原家族絡みとか何かしらの誘因があればイライラすることだってありますけど、少なくとも前触れ無くというのは無かった(つもり)。

ところが今週前半(まだ塗り薬を塗る前です)、不意にイライラする時が何度か。なんかそわそわと落ち着かないだけでなく、些細なことで感情が爆発しそうになるんですよね。事実、手の爪で腕を引っ掻いたとか食事中に唇を噛んだとか、そういったことから自室でひとり癇癪を起こしてしまった。誘因と言えばそうなんですが、いつもならスッとやり過ごす類のもの。それで爆発してしまった自分がまた情けなく、暫くはかなり攻撃性が増幅されていたと思います。特に、普段はまったくしようと思わない自傷行為に僅かでも思い至ってしまったことは、非常に恐ろしく感じました。落ち着いてくれば改めて「誰かあんなことするか」「痛いし怖い」と思えるんだけどね……。

 

自分ではそのつもりが無くてもこういった感情が増幅されるのは、今まで乏しい経験なだけに脅威です。治療を続けていく以上は付き合っていかねばならない感覚ですが、これに慣れるのは大変そう。普段の生活においてどれだけストレッサーを少なく安定して過ごせるか、その重要性が身にしみます。感情を抑えることは得意なつもりだったのだけれど、これからはそううまくはいかない予感がします。カムの上で生活が安定していたのなら良かったのに。表面的なルーティンのスケジュールは整っていても、身カムでは所詮はかりそめの安定ですわな。