ボールとポールを取ってホールを付けたい

男の身体のままで死にたくはない。

もう送られてこない

つい先日、転居手続きから1年が経ったところですが、金曜日を以て住民票上の転入手続きからも1年が経過してしまいました。名実共に今の自治体の住民になってからの1年は、短いようで意外と長かったような気もします。新居での生活や周辺環境に慣れるにはそれなりの時間を要しますし、途中で睾丸摘出手術も受けましたからね。趣味の方もコロナ前ほどの過密スケジュールにはならず、単純に自室で過ごす時間が増えました。それらを総合すると、思ったより短くはない1年という印象です。

 

ただ、私は現在進行形でとんでもない大問題を放置したままなんですよね……。転入手続きから1年ということは、郵便物の転送サービスの期限が切れたということ。実家から予告無く送り付けられる物や手紙や電報。これらを現住所がバレずに受け取れる術が無くなってしまうのが本当にきつい。あちらさんが何かを送ってくるタイミングなんて読めないから、転居した事実を伏せたくてもそれを自分でコントロールできない。今まで本心と真実を明かさず両親と向き合うのを避けてきた私の自業自得と言えばそうなのですが、それでも実家絡みが一番メンタルを削られる事柄である以上は、もう何も送り付けて来ないよう祈ることしかできません。

私の場合は住民票の閲覧制限をされる程の危害ではなく警察NGも出てしまったため、「転居はしても居場所は教えぬ」ということもできない。何より、こちらからの「関わるな」のサインに対して向こうはより積極的に関わることで"親不孝な息子"を"更生"させようとしてくる。その『去る者は追う』の情熱を別の所に向けてほしい。客観的には両親の方が"正しい"ことをしているから、私の反論は価値を持たない。

 

……なんだ、職場だけじゃなく家庭の面でも八方塞がりじゃないか。転居がバレて詰問と自宅襲撃をされるまで、私からは何の行動も起こせないなんて。ちょっとだけ、この世から消えたいと思う人の気持ちがわかります。命が無くなれば心が痛いことも無いもんね。

母の日なのにこんなことを思っています。いや、「だからこそ」かな。成人し自立するまでの恩義はあっても、もう私は成人して10年以上経っているんよ。『親からしたらいつまでも子供』と"正しい"人達は言うけれど、私は独立した一個人なんよ。いつまでも口を出せるし言った通りのことをしてくれると思っている方が変だ、と私は思うんですがね。これもまた、親の心子知らずと一蹴されるか。助けて。